リプロ初の移植周期では「子宮鏡検査」を受けます。いわゆる内視鏡検査で、胃カメラなどと同じように子宮の中をカメラで目視する検査ですね。
子宮鏡検査時の持ち物
- 検査の同意書
- ナプキン(出血に備えて)
ちなみに移植周期に検査をする場合には、D11~D16の間に受けるようにとの指示でした。
移植周期 D11 のタイムスケジュール(平日)
15:30 受付
15:33 採血室
今日の看護師さんも痛みは普通。バイアスピリン服用中で血が止まりにくい場合があるので、いつもはないゴムバンドのようなものを巻かれました。これは数回使えるので移植周期中は持参するようにとのこと。
(こんなのを腕にぐるぐる)
16:12 待合室で待機
平日この時間の待合室はやや空いている、席の埋まりは4-5割程度。いつもこれくらいだといいのに・・。
16:12 内診室
内膜8.5ミリ、移植日を決めるには7ミリが基準らしいけど余裕でクリア。
16:25 検査室(13番)
わりとすぐに看護師から直接番号で呼び出しがかかる(画面表示やメールじゃないので注意)。
オペ室の方へ向かう右手のこじんまりした部屋が検査室のようです。下を脱いだ状態で採卵や移植時と同じような横になる内診台に仰向けに寝る。
この台、お尻の下には紙のシートは敷いてるけど冷てぇ・・(冬の時期はちょっと嫌ですね(笑))
ほどなくして大原先生が「あどうも~」みたいな感じでやってきた(笑)器具で子宮の入り口を開いて消毒、これも痛さはいつも通り。内視鏡自体はほとんど痛みはありませんでしたが、何度か「大丈夫です?痛くない?」と確認はしてもらえました。
「画像撮りますねー、キレイですねー問題ないですよー。」ということで終了。画面は横目になんとか見える程度。
呼ばれてから終わるまで10分はかかってないかなという感じでした。
16:50 診察室
今日も土信田先生。(なんか移植周期はほぼ主治医だな。)
先生「まず子宮鏡ね、全く問題なしとてもきれいです。でね、E2なんですけど、プレマリンちゃんと飲みました?忘れたりしてない?」
私「してないです、ちゃんと飲んでます」
先生「ふむ、じゃあ薬剤の吸収率が悪いみたいですね、この時期のE2は140くらいは欲しいんだけど、まだ65しかないんですね。別の薬を追加しましょう、テープね。エストラーナ使ったことあります?」
私「はい、あります。」
先生「じゃあそれで移植OKだったのかな?それなら大丈夫そうですね、移植日も決めましょう。D16~D18が移植日だな、どこが都合いいですか?」
私「えっ・・どこでもいいんですか?」
先生「はい、みんなそれ言うんだけど、もしベストなのが1日だけだったらもちろん指定してますよ、ホントにどこでも大丈夫」
私「じゃあ・・D18だと良いです」
先生「D18ね、そうするとD16にSEET法をやりましょう。どちらも予約はココで決めてしまいましょう。そうすると、D13から黄体ホルモン追加ね、筋肉注射はD16からなので注射の指導はD16にやりますね。」
私「わかりました」
先生「あとー、移植する卵は・・コレ。うん、4ABね、いい卵だと思いますよ。D18に移植すると・・判定日がD29(BT11)、で、出産予定日は20年8月!オリンピックベビーですね!」
私「そーですねー(苦笑)」
先生「移植周期は「絶対うまくいく」って信じきるか、移植したことを忘れてしまうくらい考えないかどっちかにするのがコツです、難しいことだけど中途半端が一番良くないですからね!」
ホンマかいな、めっちゃ精神論やん、と思いますが、人事を尽くして天命を待つというのはもうこういう領域なんでしょうね・・。
17:23 処置室
またすげーーー量の薬が出た(笑)注意点だけメモ。
- 移植周期の薬剤は注射や膣剤もすべて常温保存
- 膣錠は指の第2関節が入るまで押し込む
- 膣錠は動くと出やすいので10分間くらい横になるか座っていられるタイミングで入れると良い(朝はごろごろできり寝起きすぐやメイク前など、夜は寝る前)
- 膣錠の殻?が出てきても潰れていれば中身は吸収されているので入れ直す必要はなし
- 黄体ホルモン注射はSEET法(D16)の日に指導するが、その場で打つので1セット持参のこと(なぜか本日まとめて処方されるので)
- 注射は筋肉注射なので皮下注と違って直角に刺し、5分程度しっかり揉みこむこと
- エストラーナテープは2日に1回なので貼り替えを間違えないように日付を書いた方が良い、防水フィルムはかぶれやすい人もいるのではがれやすい場合のみでよい(実際私は大丈夫そうだったんで、前回は使ってたけど今回は防水フィルム使ってません)
17:35 お会計
今日も?待ってる人が少なくわりとスムーズでした。大量の薬剤と子宮鏡合計で予想外に高くて一瞬たじろいだ・・(苦笑)
所要時間:2時間5分
お会計: 61,281円(うち、子宮鏡検査9,900円、薬剤費43,208円)
リプロ移植周期合計:72,864円
ホルモン補充薬剤について
ちょっとかゆみが出るエストラーナテープ好きじゃないけどしかたない・・。業務用かなって思うくらいの薬剤量で、これが全部自分の身体に吸収されるかと思うと軽く引いてます(笑)いやだって8種類だよ?え?・・え?
あまりの薬剤量で仰々しいので画像を無意味にモノクロにした。まぁ効くのならいまさら何でも来いだけどさ。
これまでの卵胞ホルモンに加えて、D13の夜からルトラールやウトロゲスタンなどの黄体ホルモンも開始。注射はD16から。
ちなみに着床を助けるというプレドニン(ステロイド(副腎皮質ホルモン))が7日分出るのですが、これが小さいくせに苦いんだよーー。
子宮鏡検査について
個人的には特別痛いということはありませんでした。もちろん器具で消毒されたりはするので若干の痛みはありますが、これは人工授精でも採卵でも移植でも一緒なんでもはやこういうもん、になってます。
当日~翌日にかけて少し茶オリが出ましたが、これは説明されていた通り検査の影響でしょうね。