人生において音楽に救われたり支えられたりすることは多い。Mr.Childrenのライブで改めてそう感じたので、今日は彼らの応援ソングを選曲してみました。
- Mr.Children応援ソングは「リアル」感が半端ない
- 1. Prelude -SENSE-
- 2. 未完 -REFLECTION-
- 3. Center of Universe - Q -
- 4. 終わりなき旅 -Discovery-
- 5. 東京 -SUPERMARKET FANTASY-
- 6. 旅人 - B-SIDE-
- 7. Worlds End - I ♥ U -
- 8. Any -シフクノオト-
- 9. 蘇生 -It's a wonderful world-
- 10. ランニングハイ - I ♥ U -
- 11. End of the day - [an imitation] blood orange -
- おすすめしたい応援ソング多すぎた
- Special Thanks
Mr.Children応援ソングは「リアル」感が半端ない
これまでに何度私を奮い立たせてくれたかわからないMr.Childrenの曲。私にとっては10歳くらいからいつも彼らの音楽がそばにあったので、もはやMr.Childrenがない生活というのは想像すらできないわけですが、もし彼らがいなかったら私の人生の支えになる音楽というのは存在したのだろうか、それとも音楽自体に拠り所を求める事はなかったのだろうか、と考えてしまいます。
今回選んだ曲は、本当はどれも歌詞を全編乗せたいくらいの曲ばかりなのですが、特に好きな歌詞を選んでます。
1. Prelude -SENSE-
Hey you 日が暮れる
今日はどんな一日だった?
全部が思い通りにいくはずないって
知ってて聞いてんだ
いきなり韻を踏んでくるし、ほんとに声をかけられているような歌い方だし、一瞬で持ってかれてしまう歌い出しなんですよね。
首を縦に振る
ただそれだけで昨日が過ぎてしまった
そんな自分を嫌いにならない為の言い訳を
自分に繰り返しやり過ごしているのなら
そしてグサリと刺してくる・・・(笑)
信じていれば夢は叶うだなんて口が裂けても言えない
だけど信じてなければ成し得ないことが
きっと何処かで僕らの訪れを待っている
ここまでリアルなこと言ってくるのに、それでもこんな現実から遠くに連れ出してくれるっていう展開がズルいのよ!
「プレリュード」というのはつまり前奏曲で、この曲はMr.Childrenが音楽という列車に私達を乗っけてどこか遠くへ連れて行ってくれる、その前奏曲であり、歌詞は過去の様々な曲が登場するといわれる集大成とも言われています。
もはやシングルカットされていない理由が分からない名曲だと個人的には思っているしし、どこを切り取るか迷うほど至極のフレーズの応酬なので、つい3ヵ所も切り取ってしまいました。
2. 未完 -REFLECTION-
さぁ行こう 常識という壁を越え
描くイメージは 果てなく伸びる放物線
未来へ続く扉
相変わらず僕はノックし続ける
{Drop}の方の一曲目としてガツンとロックな雰囲気を出していて個人的にめっちゃ好き。桜井さんは「いきなりロックって感じで女の子に嫌われそう」と言っていたけど全然そんなことないから!
ちょっと「旅人」(あとに登場)っぽさというか、どうせだめならやってみよう感があるのがとてもやる気スイッチ入ると思うのよね。
3. Center of Universe - Q -
悩んだ末に出た答えなら 15点だとしても正しい
どんな不幸からも 喜びを拾い上げ
笑って暮らす才能を誰もが持ってるイライラして過ごしてんなら愛を補充 君へと向かう恋の炎が燃ゆる
当り散らしは言わずもがなのタブー 総てはそう 僕の捉え方次第だ
要は「目の前の現実をどう捉えるのか?」ということを真正面から説いた曲。
世界は捉え方次第だ、自分の思考をコントロールすれば自分が世界の中心になれる、という哲学の元祖みたいなことを言っているんだけど、それは疑いようのない真理だと思うし、何か悪い事があったとしても捉え方次第だなって前向きになれる。
4. 終わりなき旅 -Discovery-
難しく考え出すと 結局全てが嫌になって
そっとそっと 逃げ出したくなるけど
高ければ高い壁の方が 登った時気持ちいいもんな
まだ限界だなんて認めちゃいないさ
やっぱりこれは外せないんですよね~、結局本当に乗り越えなきゃいけないものがある時の応援歌としては全幅の信頼を寄せることができる名曲。これが20年も前に書かれたってことが信じられないな・・。
座右の曲だって人も結構いるのではないかと思う。
5. 東京 -SUPERMARKET FANTASY-
描いた夢、理想を追い続けたって多分
ものにできるのはひとにぎりの人だけど
あと少し頑張ってみようかな
それでもいつか可能性が消える日が来ても
大切な人はいる
東京育ちの人が書く東京ってあんまりなかった気がする。
でも地方から東京にきて東京に根を下ろしている私もすごくシンパシーを感じる歌詞で、曲も切なさと儚さと潔さのバランスが素晴らしい。
6. 旅人 - B-SIDE-
どうせ駄目ならやってみよう
数え切れぬ絶望を味わった夢を追う旅人 Oh…
この人生をまっとうせよ
誰のものでもないと図に乗ってしくじって
そんで今日もまた神頼み
どうせ駄目ならやってみようという潔さから結局しくじって神頼みっていうどうしようもなさがリアル(笑)でも、まー頑張るかという気分にさせてくれる。
アップテンポでロックな曲調もあってカップリング曲ながらとても人気、私もライブで聞きたいなっていつも思っている曲の一つ。
7. Worlds End - I ♥ U -
暗闇に包まれた時 何度も言い聞かせてみる
いま僕が放つ明かりが 君の足下を照らすよ 何にも縛られちゃいない
だけど僕ら繋がっている どんな世界の果てへも この確かな思いを連れて
これもシングル曲じゃない意味がわからないくらいの名曲。どんな世界の果てまでも行けるーーー縛られちゃいないけど、繋がっている。
桜井さんってこの対比使いも天才的なセンスなのよな。
8. Any -シフクノオト-
今僕がいる場所が 望んだものと違っても間違いじゃない いつも答えは一つじゃない
何度も手を加えた 汚れた自画像に ほら
また12色の心で 好きな背景を描き足して行く
その全て真実
どんな結果でも、これでいいんだよっていうタイプのTHE自己肯定曲!
応援ソングってやっぱり「頑張れ」というメッセージが込められていることが多いんだけど、いやこれでいいんだよ、そのままでいいんだよっていうのも応援の1種だと思うから、やっぱり入れておきたいと思いましてのランクイン。
9. 蘇生 -It's a wonderful world-
叶いもしない夢を見るのは
もう止めにすることにしたんだから
今度はこのさえない現実を
夢みたいに塗り替えればいいさ
そう思ってんだ
変えていくんだ
きっと出来るんだ
すごーくざっくり解釈すると、大きな夢を見て夢のままにしているというよりは今目の前にある小さいことの積み重ねだよってことかな。
この曲のサビは「何度でも何度でも僕は生まれ変わっていく」ということが歌われていて、たしかに捉えようによっては自分は何度でも気持ちをリセットしていけるわけで、そういう柔軟さというか、気持ちとしてはコロコロ自由に蘇生していけたらいい。
10. ランニングハイ - I ♥ U -
「もう疲れた誰か助けてよ!」
そんな合図出したって
誰も観ていない ましてタイムを告げる笛は鳴らねぇ
なら 息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして
胸に纏う玉虫色の衣装をはためかせていこう
泥臭い曲の部類なんだけど、いい感じのストレス発散具合な曲。
どうせ誰も助けてくれないんだから、腹を括って限界までやってみよう、という開き直り方は嫌いじゃない。実際、人生そんなもんだし、自分が動くしかないんだよなと改めて感じます。先輩のありがたいお言葉みたいな。
11. End of the day - [an imitation] blood orange -
Oh No! Oh Yes!
本当はもう掴んでて 届いてて
気付いてないだけ
もっと もっと
羽ばたける日は来る きっと来る
あと少しそう信じて
POPで爽やかな曲調なのに、実際の歌詞はサビ以外はめっちゃくすぶってる感じのね。いやぁ、よくわかるわ~っていう感じ、なのにサビだけ急に頑張ってポジティブモンスターになる。
本当はもうゴールがそこにあるのに、諦めてやめちゃう人もいる、あと一歩もう一歩って進んでいけばきっと大丈夫という、ある意味では超王道の応援歌
おすすめしたい応援ソング多すぎた
途中で、この調子でいくと20曲超えるやん・・全く絞ってないやん・・ということに気づき、自分の中ではかなり限定した絞り方でやり直しました(笑)
応援といってもその方向性やニュアンスは実は様々で、世の中はわりと変化球的なものも多いと思うのですが、個人的にはMr.Childrenはど直球な「がんばれ」って言う曲も結構あるかなーと思っています。
【まだ書いてないシリーズメモ」初夏、晩秋、ウォーキング、出勤、ドライブ、入浴時間・・。
Special Thanks
今回も「ひま缶」様がプログラミングされたiTunesの試聴プレイヤーを超簡単に貼り付け・埋め込みできるツールのCSSを利用させていただきました。素晴らしいツールを作成いただき本当にあがとうございます。