8月も最終日ですね。徐々に涼しくなっている地域もあるようで、今日はそんなこの季節にピッタリな夏の終わりに聴きたいMr.Childrenの曲を選びました!
Mr.Children or bank bandの曲に関する検索数が結構ある!
ブログを開設したのが半年前で、Mr.Childrenに関する記事を書いたのは約4ヶ月前なのですが、毎月一定数の検索流入をいただいております。(ありがたい!)
Google Analyticsで分析すると、私のような30~40代のいわゆる「ミスチル世代」だけじゃなく、10代~20代の方もたくさん読んでくださっているようで!!
個人的な「好き」を自由に書くのもいいかなと思いまして選曲シリーズを久々に書く事にしました。
ミスチル女子が切なくなる夏の終わりの曲7選
さて、女子目線と銘打っている理由は、Mr.Childrenの曲に関して感想やブログ等を書かれている方ってなぜか男性比率が高い=女性ファンの視点が意外と少ない?という気がしているからです。
好きな曲調は実際は個人差ではあるものの、全体的には性差もあるように思っておりまして、その辺女性視点だとこうなるのよねーという部分をお伝えできたらと思います。
「初夏」とか「夏の曲」じゃなくて「夏の終わり」になると不思議と切なさとか哀愁みたいなものを感じさせる曲が本当に多くなりますよね。
日本人のDNAに刻まれている感性の一つなのかなという感じがしますが、Mr.Childrenの曲も例外なくちょっと切なさのある曲ばかりで、8月の終わり~9月頃にはなんか無性に聴いて感傷に浸りたくなっちゃうんですよね~(疲れてるのかなw)
今回は「夏の終わりを感じさせる歌詞」と共にご紹介していきます!
「Your Song」(重力と呼吸/2018)
花吹雪が舞うような
きらめく夏の陽射しのような時は過ぎ
華やいでた思い出も
少しだけ落ち着きを取り戻した
2018年10月3日リリースの最新アルバム「重力と呼吸」に入る1曲です。曲調も夏の終わりっぽい優しさと切なさの中に、相手を想う強さが同居しているような、とても素敵な曲です。
「花言葉」(シフクノオト/2004)
君がくれた 僕に足りなかったもの
集めて並べて 忘れぬよう願う
僕の全て 君に知って欲しかったのに
コスモスの咲く季節に 君は去った
コスモスという夏の終わりから秋口に咲く花を軸にした曲で、個人的には夏の終わりソングとしては一番好きかも。要は別れを後悔してる曲なんですよねぇ。
この未練たらたらやんか、っていうのも桜井さんっぽくて好き(笑)
「君がいた夏(Everything/1992)
また夏が終わる もうさよならだね
時は二人を 引き離して行く
おもちゃの時計の針を戻しても
何も変わらない Oh I will miss you
言わずと知れた1st シングル。この曲に触れないわけにはいかないですよね、やっぱり。
夏休みの間だけ海辺の街でも行ってたのかな、故郷に帰っていたのか、リゾートバイトでもしてたのか、そういうひと夏の恋的な要素の強い曲ですね。
サウンドの時代感も相まって、なんとなく学生自体の夏の恋を思い出してしまう人も多そうな、「切なさと懐かしさ」を併せ持った感じが、根強い人気の理由なのかなと思います。
「HANABI」(Supermarket Fantasy/2008)
決して捕まえることの出来ない
花火のような光だとしたって
もう一回 もう一回
もう一回 もう一回
僕はこの手を伸ばしたい
(ドラマ・映画)コードブルーの主題歌で、今回の選曲の中では一番メジャーな1曲ですかね。タイトルでもある花火の持つ「儚さ」が詰まっていること、全体的なコード進行から、夏の終盤的なイメージがあるなーと思います。
「夏が終わる〜夏の日のオマージュ〜 」
夏の終わりの少し冷えた空気が 人懐かしさを運んでくる
強い日差し 蝉の声 陽炎 花火 波の音 寝苦しい夜
ビーチハウスはもう取り壊され ただの木材へと姿を変える
期待したことなど何ひとつ起きなかったな
まだあきらめてないけど
HANABIのカップリングになっていて、アルバム未収録曲なのですが、夏の代名詞やそこから連想される感情みたいなものを凝縮して、過ぎゆくせつなさが曲調に現れているまさにこの時期にぴったりの曲。
アルバム未収録なこともあって、ホントに隠れた名曲ですね。
「斜陽」(Reflection/2015)
「夏が終わる」その気配を
陽射しの弱さで無意識が悟るような
時の流れ 音を立てぬ速さで
様々なものに翳りを与えてゆく
太宰治の小説「斜陽」をオマージュした曲。太宰作品は救いのない話が多いけど、これも確か戦争で父を亡くして、母は病死し、弟は自殺で、不倫相手の子を身ごもりその相手には捨てられ、みたいな家族の滅び行く様子が描かれた作品だったと思います。
「斜陽」という言葉が持つ人生の陰りや下りゆく感じとその感情の対比みたいなものが音でも歌詞でも表現されていて結構耳に残る曲だなと思います。
「あんまり覚えてないや」(HOME/2008)
キャッチボールをしたり 海で泳いだり
アルバムにだって貼り付けてあるんだもの
ちゃんと覚えてるんだ ちゃんと覚えてるんだ
ちゃんと覚えてるんだ こんなに
夏とは直接的には書いてないのですが、私は夏の終わりに思い出す曲です。
歌いだしの「これまたいい加減な男性心理のやつかー?」と思わせる雰囲気をCメロから一気に裏切り、前半の「あんまり覚えてない」から後半の「ちゃんと覚えてる」へ展開していく様子はもうズルイ。
ラフな感じの曲かと思ったら、家族を想って泣いちゃうような、収録されているアルバム「HOME」のコンセプトにしっかり沿っていると納得する曲だなと思います。
番外編「若者のすべて(bank band)」
真夏のピークが去った 天気予報士がテレビで言ってた
それでもいまだに街は 落ち着かないような きがしている
夕方5時のチャイムが 今日はなんだか胸に響いて
「運命」なんて便利なものでぼんやりさせて
最後の花火に今年もなったな
何年経っても思い出してしまうな
こちらはMr.Childrenではないのですが、桜井さんがボーカルを務めるbank bandがカバーしているフジファブリックの名曲。
ポップさと哀愁のバランスが絶妙で、夏の終わりになると聴きたくなるのでこれは外せないなーと思い入れてしまいました(笑)
夏の終わりだけでもこんなに
「夏の終わり」って限定してもこんなに曲が出てくるんだ、って記事を書いてビックリ。おすすめしたい曲を選ぶのって、楽しいけど難しいものですねー。
女子じゃなくてもこういう切ない響きのある曲がハマる時もあるだろうと思うので、いろんな視点で聴いていただけそうな選曲にしました。
Mr.Childrenをモンスターバンドと言うらしいというのは最近知ったのですが(笑)ほんまモンスターやな。
ミリオンヒットの曲しか知らないとか、ドラマ主題歌しか知らないとか、そもそもよくわからないという方もたくさんいらっしゃると思いますので、興味を持って頂けたらぜひ聴いてみてくださいね!!