皆さん、連休はいかがお過ごしですか?私は通院に鍼灸に仕事にと、いたって平常運転の日々です。
さて、新宿駅からKLCに向かうとクリニックの手前に常泉院というお寺がありまして、鬼子母神様が祀られています。
実は鬼子母神って神道の神様だと勘違いしていたんですね、それで、なんでお寺の敷地にあるの??と思って調べてみました。
鬼子母神が祀られているKLC近くの常泉院
- 日蓮宗の寺院
- 寛文年間(1661-1673)に日俊上人が創建
- 新宿鬼子母神、浄行菩薩(心身を清める水かけ菩薩)が祀られている
- 新宿の喧騒を一瞬忘れさせてくれる空間
- 春は桜がきれい
入り口から撮った写真です、こちらをまっすぐ進むと本堂がありますが、鬼子母神は手前を左手に進んだところに。
鬼子母神堂はこんな感じでありますね。
左隣の区画の20と書いてあるビルがKLCのあるウエストゲート新宿ビルなので本当に目と鼻の先です。
そもそも鬼子母神様ってどんな神様?
- 仏教における「子授け、安産、子育て」の神様、梵名は訶梨帝母(かりていも)
- 読み方は正式には「きしもじん」、「きしぼじん」の「ぼ」は漢音表記で正式ではないらしい
- サンスクリット語では(हारीती、Hārītī、 ハーリーティー)
- 法華経の守護神として日蓮宗・法華宗の寺院で祀られることが多い
- その像は天女のような姿をし、子供を1人抱き、右手には吉祥果を持つ
なぜ神様なのにお寺に祀られているの?
冒頭で書いたとおり、鬼子母神ってことは神様でしょ?神道でしょ?とすごい勘違いをしていました。仏様じゃないのにお寺なの?え?みたいに思っていたのです(笑)
だってお寺だと仏尊像が祀られているものだと思うじゃないすか…でもそういうことじゃないんですね。考えてみれば帝釈天とかも神様だけどお寺だし、鬼子母神も神道じゃなくあくまで仏教、だからお寺で良いのです。
調べてみたら、東京で他に有名な入谷の鬼子母神は真源寺、雑司が谷の鬼子母神は法明寺というお寺さんでした。
お参りの作法は?
つまり、鬼子母神様は「仏教」の神様であり、お寺にいらっしゃるので、作法としては「お寺の参拝方法」になります。
- 入水の手順は神社と同じ
- お賽銭は投げずにそっと入れる
- 合掌 ⇒ 一礼
- お焼香やお線香(ある場合)
ということで、ここまで来ると神様にも仏様にも頼りたい(縋りたい)気持ちになっておりまして、私も採卵や移植など大事な時にはお参りさせていただこうと思います。