AIHを続けても結果が出なかったため、2017年8月に体外受精へ踏み切る決断をしました。
- 銀座レディースクリニックでの体外受精(採卵周期)
- 採卵周期の通院詳細
- 採卵日当日のタイムスケジュール
- 銀座レディースクリニックでの体外受精費用
- 採卵1回目の最終結果
- 採卵2回目の最終結果
- 個人的な所感
銀座レディースクリニックでの体外受精(採卵周期)
- 刺激法はFSH+アンタゴニスト法での高刺激が標準
- 静脈麻酔を推奨(無麻酔も選択可)
- 静脈麻酔の場合当日朝は絶食
- 精液は持参か配偶者に10時までに届けてもらう
- 体調に問題がなければ午後は出社等も可能
- 採卵も開院日に限定され、朝イチのみ
- 採卵後に銀座三越のサンドウィッチが出る
- 原則は胚凍結を推奨(新鮮胚移植も選択可)
- 採卵数により初期胚での凍結は1個か2個、残りは胚盤胞まで培養
- 翌日に電話で受精確認、さらにその1週間後に凍結確認
採卵周期の通院詳細
1回目:2017年8月
ゴナールエフで誘発し、アンタゴニスト製剤で抑制するfSH+アンタゴニスト法、採卵周期の合計費用は、40万4500円でした。
2回目:2017年11月
ゴナールエフで誘発し、アンタゴニスト製剤で抑制するfSH+アンタゴニスト法、採卵周期の合計費用は、39万100円でした。
採卵日当日のタイムスケジュール
8:20 受付、同意書類の提出
8:25 リカバリールーム
お手洗いを済ませてリカバリールームで術衣に着替えをし、血圧測定、点滴があります。
8:45 処置室へ移動し、静脈麻酔
静脈麻酔を入れられればすぐ落ちます。消毒等もすべて麻酔後なので全く痛みはありません。
9:00 起こされて歩いてリカバリールームへ移動
麻酔が醒めきっていないので1時間半ほどベッドで横になり休みます
10:30 軽食
お盆で配膳されますが、特にテーブルとかはないのでベッドの上で頂くことになります。個人的にはこのサービスは別にいらないかなぁ・・・と。回復したら銀座で美味しいランチを食べた方が元気になる気がする。。
10:45 診察室
着替えて診察室へ行き、採卵結果を聞きます。
11:00 お会計
抗生剤(サワシリン)が処方され、採卵費用をお支払いします。支払いは現金かデビットカードで、クレジットは対応していません。
受精確認・凍結確認
電話での確認になります。受精確認は翌日、凍結確認はさらに7日後の診療時間中だったと思いますが、医師が診療の間に空くのを電話口で待たされるので非常に時間がかかりました。
話す内容は結果と次の診察の指定のみで簡素です。
銀座レディースクリニックでの体外受精費用
- 高刺激の採卵1回で約40万円
- 凍結費用約10万円
- 移植費用約10万円
採卵1回目の最終結果
採卵数4個
受精数4個(すべてIVF)
初期胚(9CellG2)1個
胚盤胞(4BC)1個
(分割停止2個)
1回目は高刺激とは思えない採卵数。薬剤量が少なく、今思えば、採卵日も早すぎたのかな・・・と思っています。
採卵2回目の最終結果
採卵数12個(成熟卵のみカウント)
受精数11個(すべてIVF)
初期胚(8CellG1)1個
胚盤胞(4BC)1個
(異常受精(多核)2個、未分割5個、分割停止2個)
数は1回目よりは多く取れましたが、受精卵の質が悪く標準的な凍結率よりもかなり低い、2個凍結という結果でした。この時点で、数を採っても染色体自体に異常が多いということが分かりました。
個人的な所感
- AMH(2.28)はこちらから体外受精前に検査してほしいと依頼をしました。
- 受精・凍結確認はこちらから電話する方式ですが、電話口で医師の診察の合間を待つ形だったため、10分以上待たされることもありました。この確認は培養士さんでもいいのではないかという疑問を持ちました。
- 2回目の採卵時、胚盤胞のグレード評価に関して医師から「培養室からは4BCと出ています、私はもう少し良いのではないかと思うのですが・・」というコメントがあり、培養室との信頼関係が薄いように感じました。そこから、培養技術にも少し不安を持った印象があります。
- 2回目の凍結結果も散々だったため、刺激法の変更等の必要がないのか質問したところ「アンタゴニスト法が現状では最良」という回答でした。また、「卵子の質」も含めて何もできることはないので、このまま数をこなすしかないという意見でした。
- とはいえ、これは私が良い結果を得られなかったために感じている所感ですので、もちろんGLCの体外受精で妊娠されている方もいらっしゃいますし、公開されている妊娠率のデータは決して悪くありません。単純に体外受精でも結果が出ないという私達夫婦の問題なだけかも。
銀座レディースクリニックでの移植については以下の記事をご覧ください。
銀座レディースクリニックでのAIHの記事は以下をご覧ください。