めありずむ

不妊治療の保険適用と理解促進に取り組むブログメディア(時々雑記)

不妊治療クリニックの治療成績・治療データを開示してほしい

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なんかついつい言いたくなっちゃったんですよね~。患者の足元ばかり見るのもいい加減にしてよ、と。

誰だって最短経路で出産したい 

事の発端は不妊治療専門医(小柳先生)のツイートだったんですけど・・。「通院のしやすさ」や「費用」だけで病院を選ぶな、という主旨なのですが、じゃあその基準=技術力など結果に直結するものって、誰かが教えてくれるわけ?情報があるわけ??

みんなそれがほしいと思ってるんだよ!!!と思ってしまったのです。せめて医療提供側が状況を整えてから理想論を語ってほしい・・。

小柳先生のように患者の声が聞こえる立場にいらっしゃる方でも、その心血を「本気で内側を変える」ことに注ぐのは難しいということだと理解しています。

でもとりあえず、ICMARTから勧告してもらうというアドバイスを頂いたので、まずはやってみよう。

ちなみにご存知の方も多いと思いますが、アメリカでは個院レベルで詳細なデータが開示されていますね。

ICMARTとは・・?

  • The International Committee Monitoring Assisted Reproductive Technologies:「国際生殖補助医療監視委員会」が和名なのかな??
  • 生殖補助医療技術(ART)に関する世界規模のデータの開発、収集、普及において主導的役割を果たしている、独立した非営利団体。ARTに関して、有効性および安全性に関する情報を医療従事者、保健当局および一般の人々に提供されている。

メールで要望送ったれ!!

急いで書いたので細かい文法とか間違ってるかもしれないですが、意図は伝わると思う・・。適宜加筆修正やアレンジしてください!!

件名は何でもいいのですが、例としてはSupport request from Japanとか、Help infertility patients in Japanとかですかね…。切迫感を出すならI need your support !とかPlease help my eggs !!とか(ふざけてない…)

Hello. I am writing this email to let you know about the current status of fertility treatment in Japan.

  • The treatment results or data of each clinic are not disclosed (disclosed national level only).
  • There is not enough information for patients to select a clinic for fertility treatment.
  • Therapeutic methods such as PGT-A or egg donation, which are standard treatment all over the world have not been approved yet.

Then, would you please cooperate the following initiatives?

  • To recommend the "Japan Society of Reproductive Medicine" and "Japan Society of Obstetrics and Gynecology" to disclose individual clinic's treatment results and data.
  • To request the improvement of the fertility treatment environment in Japan, such as approval of PGT-A, egg donation and information disclosure.

I would be grateful if you could take some actions for millions of Japanse infertility patients.

Best regards,

(Your Name)本名の必要はありません。

 

【和訳】

私は日本の不妊治療の現状について知っていただきたくメールを書いています。

  • 日本では各クリニックの治療成績が開示されていません
  • 患者が不妊治療のためのクリニックを選択するための情報が不足しています
  • 世界各国で標準的に行なわれているPGT-Aや卵子提供などの治療法が、日本では未だに認可されていません

つきましては、以下の取り組みに協力をお願いできますでしょうか?

  • 日本の生殖医療学会および産科婦人科学会に対して、クリニック個別の治療成績やデータを開示するように働きかけること

  • PGT-Aの認可や情報開示など、日本の不妊治療環境の改善を要求すること

日本の多くの患者のために、何らかのアクションを取っていただけると幸いです。

よろしくお願い致します。

(お名前)

メールの宛先

コピペしていただけるようにしたので(もちろんコピーしなくても問題ない)同じように思う方がいらっしゃったら、ぜひメールを送ってみましょう!!

こんなメールがいきなり日本から届くようになったら、何か感づいてもらえるかもしれない・・・!という淡い期待を持って。。

ICMART:secretariat@icmartivf.org

 

個院の治療データは開示されるべきだと思う

患者さんはあくまでも「自分にとって適したクリニック」を選びたいのです。

私達が求めている治療データというのは、ただの妊娠率だけではありません。

いつも言っていますが、治療データとしては年齢別・刺激法別・AMHの高低など分類化したカテゴリ別の平均採卵数・受精率・凍結率、移植あたりの妊娠率くらいは最低限必要でしょう。

体制としては、日本産科婦人科学会に毎年報告を上げる義務があるので(全国値のデータとしては一部開示されています)各クリニックが情報をデータ化し提出していることは間違いありません。

それなのに、クリニック毎の治療成績の開示をしない理由として医師側は「成績が良くなりそうな患者を医療機関が選ぶ事になる」なんておっしゃることがあります。だから患者にとって不利益なのよ?というわけです。

バカにすんのもいい加減にしてほしいよ・・。どこから病院が患者を選ぶなんて発想になるのよ。逆でしょ・・。

そもそも治療成績(妊娠率)がめちゃくちゃいい病院があったとして、20代の患者さんしか受け入れていないとしたら、ボリュームゾーンの30代半ばの患者さんはそんなクリニックは選ばないと思いますし、低AMHの患者さんが高AMHの患者さんにがんがん高刺激をしているばかりのクリニックを選ぶこともないでしょう。

患者が100%納得のいく治療を提供するのが難しい事は分かっていますが、せめて情報開示は必須だと思っています。