めありずむ

不妊治療の保険適用と理解促進に取り組むブログ(時々妊婦の雑記)

ライフプランニング再考 - いつかの年金2000万円不足問題を思い返して -

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出産に向けてやっておきたかったのがライフプランの見直し。不妊治療中もやったけど、DINKSかもなーという思いもあってざっくりとしか考えてなかったのですが、第1子がいる前提で「家計のシミュレーション」をやり直してみました。 

改めてライフプランニングをしてみた 

私が使っているのはFPが使うほどの優秀ソフトなのに、無料&ユーザー登録だけで使えるライププランニングソフトです。

まぁぶっちゃけ面倒っちゃ面倒ですけど、保存しておけるので一度作れば変更分だけ反映させることもできる。

  • ExcelでのレポートなのでMicrosoft officeが必要
  • 正直、自分で想定して入力していくのは結構手間がかかる
  • しっかり入力していくと、本当にFPに出して頂いたシミュレーションのようなアウトプットが出てくる
  • ちゃんと使えばFP要らず
  • フォントやサイトの作りに年季を感じるものの、成果物はGOOD

ちなみに、使い方はこちらの記事が参考になりました。

以前「年金だけでは老後に2000万円不足する」というニュースが話題になりましたが、正直私は自分の世代だともっと不足するだろうと思っていて、むしろ「夫婦で2000万円で済むのか?」と感じてしまったほどです。(それくらい日本政府の年金運用や少子化対策を信用してません・・)

そういうニュースで漠然とした不安を抱えるよりは、現実の自分達の生活状況を考慮して現実的な見込みを立てておくほうがよっぽど良いのでは?と思うのもあって、自分で設計してみてるという感じ。

不妊治療にいくら出せるかの検討材料にも

我が家では以前からこのソフトを使っておりまして、実は体外受精にステップアップしてすぐにも「いくらまで自己配偶子での不妊治療に出せるのか?」を検討する材料にしました。

もし治療で結果が出ず、卵子提供や他の可能性に賭けたいと思った時に、資金がなくて無理という事態は避けたかった。可能性も未知数な中で、漠然と治療を続けるのは、私にとっては不安が大きかったのです。

その結果が500万円 or 38歳の到達の早い方。

実際その金額をややオーバーしましたが、実はこれで最後にしようと話していた治療で今妊娠が継続しています。目安を決めておいたので、わりとサッパリ次のステップに進もうと思っている矢先のことでした。(卵子提供についてだいぶ調べて、リプロの医師にも意見求めて、実際海外の卵子提供の説明会も予約してたw)

うちは妊娠できるかわからんなと思っていたので夫婦2人の前提でやってましたが、ご希望に応じて念を入れて第1子、第2子が生まれる前提でやるのが正解ですかね・・。(でもそれで計算してみましたけど、うちみたいな一般家庭では不妊治療に割ける費用なんてそうそう捻出できないんですよね・・)

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予めX00万円くらいが手元資金の限界かな?というのがあれば、それを臨時支出に入れてしまってシミュレーションするのもOKですし、入れずにシミュレーションした結果から、老後資金にゆとりがあればその分を使えると見積もることも可能かなと思います。

その金額に応じて、例えば年間採卵を何回できるかだったり、海外での卵子提供や養子縁組など別の選択肢、生き方を考えたりすると、多少は経済面で納得感を持って治療できるかもしれません。(そのとおりに治療できるかという問題は別にありますけどね)

学資保険は必要か? 

今回ライフプランニングを改めてやらねばと思ったのは主に下記2つを検討するため。

  • 子どもの教育資金がかかっても今の資産運用で老後大丈夫か?
  • よく言われる「学資保険」に入るべきか?

我が家はつみたてNISAが制度化される前から積立投資を開始していたので、口座を変えるのが面倒でしばらく放置し、やっと2019年からつみたてNISA口座を開設しました。

年間40万円(月3.3万円)の投資枠が最大20年間非課税になる制度で長期運用に向いています。これが学資保険代わりにはちょうど良いのかなと思ったりしていたのですが、実際シミュレーションしてみないとわからんよね、ということで。

第1子をプラスしてFinancial Teacherをやってみた結論としては

  • 子どもが中学生までの間にもっと投資比率を高めた方が良い
  • アーリーリタイヤとか言ってらんないよ、年収下がるならもっと働かな無理
  • 学資保険だともう少し出さないとぶっちゃけ利回り足りない(子が理系私大に行く場合)

通常はいわゆる「学資保険」に入る方も多いと思うのですが、返戻率が107%でも平均利率は年利換算だと良くて0.5%程度なので、リターンだけを考えるとNISAみたいな投資の方がお得です。

要はハイリスクハイリターンの運用か、ローリスクローリターンの保険を取るかって話。

ただ、保険の場合は保険だけあって万が一の場合に保険料の払込が不要になるといったメリットはあるので、それはご家庭の事情に合わせて考える必要があります。

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【引用】インズウェブ!(https://life.insweb.co.jp/gakushi/gakushihoken-or-nisa.html

我が家の場合は上記のシミュレーション結果に加えて、

  • マンションがペアローンで団信があること(売却すればそれなりの益が出る)
  • 勤務先の会社の保障(死亡退職金)がわりと手厚いこと
  • 夫と妻の収入に大きな差がないので何かあってもある程度生活は成り立ちそう

という点を考慮して、リスクを取っても保険よりも投資かなと思っています。

つみたてNISAを学資保険代わりにする

学資保険に入らずに教育資金を準備していくための資産運用は、何もNISAを使わないとダメってわけではないのですが、つみたてNISAに関して言えば使わないのは損かな、というのが個人的な考え。

つみたてNISAの場合、単純計算で目一杯枠を活用して20年間運用を続けると約720万円+運用益(3%と過程すると約260万円)=約1000万円が積立できる計算になります。(米国株などに集中させれば5%近い利回りも可能かも?)

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【引用】ライブスター証券 NISA比較(https://www.live-sec.co.jp/NISA/hikaku.jsp

まぁほんとはジュニアNISAがもっと恒久的に使えるものなら良かったんですけど、今の制度では長期的に買い増すことを考えるとつみたてNISA一択かな。

時々2037年で全非課税期間が終了すると勘違いされている方がいるのですが、購入から20年間が非課税期間なので、例えば2035年につみたてした分の非課税期間は2055年になるので、別に株価が下がっている時に全部売却する必要はありませんので、その点も安心。

ちなみに商品としてはバランスを取ってはいるものの米国株・先進国株多めで今はややアグレッシブな銘柄を選んでいます、今後積立額が増えてきた時には少し調整するかも?という感じ。

ちなみにうちはiDeCo(個人型確定拠出年金)はやっていません。

すでに企業型401Kに入っているのと、60歳まで万が一の時にも解約できない(引き出せない)ことや、そもそも今後生活スタイルが変わる可能性(=収入が減る)ことを考えてうちの場合はデメリットの方が多い可能性があると判断しています。

ということで、我が家のライフプランニング再考結果は以下。

  • 学資保険は加入しない
  • つみたてNISAで教育資金は運用していく(私大理系までは支援できる体制)
  • 老後資金は上記とは別にノーロード投資信託で運用していく
  • 特にこの先15年程度は生活防衛資金以外はなるべく預金ではなく運用に回す
  • なるべく早く育休から仕事復帰する(1年以上の収入減は結構響く)
  • 今より条件の良い企業にしか転職しない(笑)
  • ただし10年以内を目処に居住地・職業を含めて検討の機会を持つ

(おまけ)私の資産運用バイブル

私は基本的に書籍から資産運用系のベーシックな学びを得ているのですが、中でも良かった書籍をいくつかご紹介させていただきます。

基本的にお金のことで時間を取られたくないので、インデックスのノーロード投資信託をひたすら定期的に長期運用していくというスタンスです。

不妊治療中はまとまったお金がドンッと必要になることがあまりに多くて(泣)なかなか運用に回せなかったのですが、今は貯蓄は生活防衛資金のみにして、なるべく運用に回すようにしています。

子どもの養育費が大きくかかってくるまでの期間で、なるべく運用で増やしておきたい・・!

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