実は一人暮らしを始めて以来15年以上、一度も体重計を買ったことがありませんでした。体重計に乗るのなんて健康診断かジムか時々温泉くらい…。
しかし、不妊治療を初めてからBMIや体脂肪率・・妊娠にベストな体型を維持することも必要だなと気になってはいました。妊娠後も体重管理は必要だろうと今更ながら一念発起して体組成計を買うことに!
妊娠にベストな体型とは?
一般的に妊娠に望ましいと言われている数値はこんなところです。意外とゆるいというか・・美容体型から考えるとドキっとしちゃう数字ですよねぇ。
体脂肪率:22~27%
BMI:18.5~24(21~22が望ましい)
実は2年程前までは週3-4日のジム通いをしていて、BMIは19程度でした。自分ではちょうどいいと思っていましたが、妊娠にはちょっと低すぎるかも…と思い直し、ジム通いをやめてホットヨガに切り替えたところ、BMIは21.5まで上昇!しかし同時に体脂肪率も上昇(笑)。
なんか理想と違う…もっと引き締まって筋肉質で血流良し!みたいなのを目指したいよねー・・ということで、この数値をしっかりベストに近づけて維持できるよう意識するには、やっぱり日々のレコーディングをやってみよう、という結論に至ったわけです。
< BMIと適正体重がわかるサイト>
どの体組成計を買う?
問題はどの体組成計を買うかということです。TANITA、Omron、WithingsあたりがAmazonだとランキング上位にきていますが、どれもバカにならないお値段。そんなわがままな私が探していた条件はこちらです。
- 体重・体脂肪率・筋肉質量が計測できるもの
- Wi-FiもしくはBluetoothでスマホに自動記録できるもの
- できれば5000円以下
この条件に当てはまりそうな体組成計が1byoneというアメリカの家電メーカーの製品でした。日本製は同価格帯だとスマホへの自動転送はできないものばかりだったので断念。
この1byoneの価格ですが、Amazonではなんと3500円程!
ちょっと安くて心配になるほどですが、Amazonの評価も悪くはなかったこと、アメリカのAmazonのHealth Alert & Monitoring Systems部門でベストセラーとなっていたため、ある程度信頼がおけるだろうと判断し購入してみることに。
ちなみに説明書は日本語もありました。ちょっとぎこちないけど翻訳がおかしいというほどではなかったです。
測定できる項目
体重 / 体脂肪/ 体水分率/ 筋肉質量 / BMI / 基礎代謝 / 内臓脂肪 / 骨格筋率
購入後最初にやること
- 届いたら開封して付属の乾電池を設置
- アプリをDL(ダウンロード)する
- スマホのBluetoothをONにする
- 身長などの情報を登録する
- 体重計に乗る
1.開封するとこんな感じ。すごくシンプルなデザインで部屋に置いてあっても変に目立たないのは◎です。
2. アプリをダウンロードする
こちらはiPhoneアプリですが、Androidもあります。
https://itunes.apple.com/jp/app/1byone-ヘルスケア/id1225118179?mt=8
3. スマホのBluetoothをONにすることをお忘れなく!
スライドさせると出てくる設定画面の赤マルのヤツですね。(通常の設定でもすぐ見つかります)
4. 身長などの情報を登録する
この情報を基に基礎代謝量などが算出されます。このとき、単位をkgにすることをお忘れなく!(じゃないとポンド表記になってわけがわからない)
最大10人まで登録できるようです。我が家ではジョーは気が向いたときしか使わないとのことで一旦私のアプリに2名分登録しました。
5. 体重計に乗ると、体重は本体にも表示されます。それ以外は数秒でアプリに転送される仕組み。こんな感じにデータが出ます。
項目をタップすると、その数値が基準値に対してどこに位置しているのか教えてくれるのは便利だなと思いました。
ジョーが連勤徹夜で1番やつれてた時ね…😂
データが溜まっていくとグラフの表示もいい感じに。このグラフの尺はスワイプで動かすことができます。
ちなみに、iPhoneの場合には純正ヘルスケアのアプリにも自動で連携され、データを確認することができます。これがそろそろ歩数や食事のデータとも連動して体調管理なんかに利用できるようになるんだろうなぁ・・。
計測時にやること
- アプリを起動する
- 体重計に乗る
使い方で注意しなければいけないのは、体重計単独では「体重」しか見えないということ。それ以外の項目はBluetooth接続し、スマホのアプリ上で確認することになります。要は毎回スマホのアプリを立ち上げてから体重計に乗る必要があるんですね。このスマホ&アプリ前提なのが安価な理由の一つでしょうか。
実際に使用した感想
2週間使ってみた
- 個人的には毎朝アプリを起動して体重計に乗るという流れはルーティンとしては気になりませんでした。スマホは常に身近にありますし、わざわざ立ち上げるのが面倒みたいなことはないです。
- これが3500円で使えるなんてコスパすごい。価格破壊すぎる気が…。
- 毎朝起き抜けに計測していて、数値はほぼ一定です。日による精度差はあまりなさそう。
- 同じ日に温泉で計測した時(TANITA製)との体重差は-100gでした(全く同じ条件ではないですが、誤差の範囲かと)
- 体重-100gの差に対して、基礎代謝量は1byoneだと100kcalほど低く出たので、そもそもの計算ロジックが違うのかも。
6ヶ月間使ってみた(2018/9/9追記)
- 数値は非常に安定しています、特に動きで問題を感じる点はありません
- 立ち上げが面倒といった事もなく毎朝計測が続いています
- 健康診断時の体脂肪率は1byoneの数値より2%近く低く出ました(1byoneは体脂肪率については厳しい(高めに出る)と思って良さそうです
- 体脂肪率は1日の中でも朝が最も高いという噂ですが、私の場合も寝起きと夕方で最大1.5%くらい朝の方が高い日がありました
- 6ヶ月使って断言できます、これは間違いなく「ベストバイ」アイテムです!
1年間以上使ってみた(2019/6/10追記)
- 1年以上、特に問題なく安定稼働しています!今の所電池交換もなし。
- 使用感などは上記と同じなので割愛。これなら自信を持って購入をおすすめできる!
1byoneの使用をおススメできない方
個人的には必要要件を満たしてくれているので「買ってよかった」という感想ですが、こんな方には特におススメするものではないなーと思います。
- スマホでは記録・利用しない方はこれを買う意味がないというか、買ってはいけません。
- とにかく正確な数値を把握したい方。(今のところ違和感はありませんが)日本のメーカーの上位機種の方がやはり安定感はあると思います。
- 安価にこだわらない方。あえて冒険する必要はないかと。
ということで、ブログのネタを増やす目的を兼ねてどなたかの参考になればとこんなレビュー記事も書いてみようかなーというのをやってみました。