今日で200記事目!
5.5組に1組が不妊治療をしている(妊活を含めたらもっと多い?)と言われる中で、まだまだこの手の話題の発信量が少ないのはなぜなのでしょう??
妊活を始めた頃からWeb検索をするとよくアメブロの記事が引っかかっていたので、みんなマメにブログ書かれてるんだなぁ~、匿名でできるし情報量も多いから、SNSよりは妊活・不妊治療向きだしやってる方が多いのかもな~なんて思っていました。
こんな呑気な感想は浅はかだったことを知る・・・(今)
アメブロのベビ待ちジャンルは、妊娠~子育てブログの1/9しかない
ふと疑問に思ったわけですよ、不妊治療のブログを書いている人も結構いる気がするけど、これって相対的に少ないのかな??と。
しかし、全ブログからジャンルを特定するなど壮大なスクレイピングだかクローリングだかをするしかないのか・・無理か・・・と考え込んだところで、こんな記事を見つけました!
アメブロのジャンル別ユーザー数を調べた記事(2018年2月時点)です。すごいことを調べている方がいらっしゃるもんだ・・!
2018年2月末時点のアメブロガー数は約40万人だそうですね。すごいねぇ。
その中から、妊娠~子育てに関連するジャンルに絞って上記の記事を抜粋させていただきました。
人数 | 構成比 | |
ベビ待ち・不妊治療・妊活 | 8,147 | 12% |
妊娠記録 | 6,278 | 9% |
子育て(ベビー) | 14,992 | 23% |
子育て(幼児) | 19,677 | 30% |
子育て(小学生~) | 12,301 | 19% |
シングルマザー・ファザー | 4,701 | 7% |
Total | 66,096 | 100% |
【出典:コン兄のブログ「2018年版【アメブロの全ユーザー数・アクセス数・割合】について炒飯食いながらまとめてみた笑」より一部抜粋、筆者が集計】
5.5組に1組(約18%)が不妊治療をしているなどと言われて久しいですが、アメブロのベビ待ちジャンルは8.5組に1組(約12%)程度。
実際は不妊治療していた方が妊娠されてジャンルを変更されているケースもありますが、一方でベビ待ちをすぐに卒業される方も一定数いると想定されるうえ、積極的治療を行っていない人も含まれることから、多少の誤差はあっても8~10組に1組程度が妊活・不妊治療ブロガーと予想されます。
すごく簡単に言ってしまえば、妊活・不妊治療系って「表に出す人、発信する人も少ない」ってことになるのかな?
まぁそれぞれの定義とか微妙なところはありつつも、どうも雑感としてはそうっぽいなぁという気がします。
発信が少ない理由はあるのか?
アメブロというユーザーのターゲット層や性質からして妊活・不妊治療領域にも適してそうなネットサービスでさえこういった状況なのです。
「中」の世界にいると外(世間一般)からどう見えているのかが非常に分かりづらくなってしまうのですが、やっぱり全体的には「妊活・不妊治療」の領域の発信は少ないと断言できる状態だと思います。
もちろん、情報の受け手からすれば、質の高い情報があれば量は問題ではないとは思うのですが、一方で目立たなければ見向きもされないという現実もあるわけで。
発信が少ない要因はいろいろあると思います。ちょっと言葉を選ばずに言うとこんな感じかなと思うものを挙げてみました。
- ネガティブな要素も多いのでなるべく触れたくない
- ブログを書いてもすぐ妊娠して妊活や治療は終わると考えている(いた)
- いわゆる「身バレ」を気にされている方が多い(勘ぐられるのも嫌)
- 治療に関しては個人差が大きく結局は参考程度の情報にしかならない
- 「妊活」というと弱みにつけ込んだ悪徳ビジネスのカモにされがち
- 「不妊治療」というと「アンチ不妊治療」の輩から無差別攻撃されがち
- 医療的情報と認識されるといろいろめんどくさい
育児でも似たようなことはあると思いますが、ちょっと違う点として上記のようなことがあるのかなぁと。
そういった訳で仕方ない側面もあるなと思いつつ、「うぇっ!不妊に悩む人ってこんなにいるの?こんな治療してるの?」という実態が広まる機会が増えるといいなぁと個人的には思います。
情報を制するものが不妊治療を制する!
私がブログに情報を集約しようと思った理由のひとつは、SNSは便利だけど情報をストックする機能に欠けるという点が気になったからです。
ハッシュタグなどで遡れるようにされている方もいらっしゃいますが、基本はそうじゃない方も多いし、変わったタグだとそもそもタグにたどり着くまでが大変(笑)。
よって、貴重な情報もどんどん流れていってしまうのがとてももったいないと感じています。
ホントは個人のブログだけじゃなくて、そういう情報を集約できるようなものにならないとアクセス性という観点では不十分なんですけどね~。
基本的な生殖に関する知識さえまともな教育すら受けていない私達にとって、妊活・不妊治療は1に「情報」、2に「情報」だと思っています。
残念ながら、今通院しているクリニックの医師からの情報が全てではないし、かといってネットの情報を鵜呑みにするのもいけない。
情報を制するものが不妊治療を制する!(スラムダンク風に再生して)くらいに思った方がいい。
いくらお金を出しても誰も結果にコミットしてくれない世界だから、その「情報戦」を戦えるような「情報源」がどんどん出てくるといいな。
(これは個人的な願いでありそういうことに携わりたいなという意思表示ですが)
って、とりとめないないことしか書いてないけど、そんな感じ!