「KLC系列あるある」にもなりつつある葉酸サプリ問題に私も当たってしまいました!
- まさかの葉酸サプリ中止命令@KLC初診
- メーカーに問い合わせをしてみた
- D3の診療で、KLCの医師にも質問してみた
- KLC不妊治療中のイソフラボンに対する見解
- まとめ -KLC視点での葉酸サプリ分類
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まさかの葉酸サプリ中止命令@KLC初診
看護師さん:「サプリとかお薬で常用しているものはありますか?」
メアリ:「葉酸のサプリだけです。」
看護師さん:「葉酸サプリは何を飲まれていますか?」
メアリ:「ピジョンの葉酸カルシウムプラスです」
看護師さん:「ピジョン・・ちょっと待ってくださいね(バックヤードに消える)」
メアリ:「・・・はい?」
看護師さん:「こちらのサプリに含まれるイソフラボンの成分はホルモン値に影響する可能性があるので今日から中止してください。」
メアリ:「・・・・!? え、そうなんですか?葉酸サプリ不要ということですか?」
看護師さん:「いえ、葉酸は必要なのでこちらの試供品のものか、薬局等で売っている葉酸単体のものを飲んでください。」
メアリ:「えっと、Dear-Natruraとか、Nature Madeなら良いということですか?」
看護師さん:「そうですね、そのあたりメーカーの葉酸だけのものなら良いです、こちら(試供品)もお配りしてますのでどうぞー。」
メアリ:「あ、ありがとうございます。」
看護師さん:「イソフラボン以外にもホルモン値に作用するものが含まれているサプリがあるので、不安だったら飲む前に確認してください。」
メアリ:「・・・はい。(えぇぇぇ、普通の葉酸サプリだと思ってたのに、飲んじゃいかんの???)」
これが先日KLC(加藤レディスクリニック)の初診で私が受けた衝撃。完全に寝耳に水というやつでした。イソフラボンはご存知の通りエストロゲン(女性ホルモンの1つ)と似た働きをする成分があるため、実際のホルモン値が良くない場合でも良い数値に見えてしまうことがあるのだとか。
例えば実際の卵巣機能としては採卵基準を満たしていないホルモン値なのに、採卵可能な値に偽装されてまう、とか、移植の際もホルモン値が不足していればしっかり薬で補う必要があるのを、見落としてしまうリスクがあるということのようです。
よって、ホルモン値を基準に治療を進めるKLCでは、正しい判断をする目的で外部的な要因を排除するため、ホルモン値に影響を与えるようなサプリにはNGを出しているとのこと。イソフラボンのサプリなんてもってのほか、なんだそうです。
メーカーに問い合わせをしてみた
その場では実物を所持していたわけではないので、帰宅して確認したところ、当該製品にイソフラボンの含有に関する記載はありませんでした。
しかし、「原料に大豆を含みます」との表記が。これってアレルギーの方への注意喚起目的で記載されていると推測されますが、そこで疑問が。
含有量が記載されない程度のイソフラボンの摂取を中止されるんだったら納豆なんか食べたら即アウトなんじゃないの?
そこで、まずはピジョンのお客様センターにイソフラボンの含有量を問い合わせてみましたが、回答は・・・・
「当社ではイソフラボンについては含有量の計測をおこなっておりませんので、お答えできません。」とな。
え、1粒あたりに使用されている大豆の量も教えてくれないの?とちょっと食い下がってみたものの、医師の指示であれば従っていただくしかないです、というスタンスでした。
顧客対応としてはこれが限界ラインなんでしょうねぇ。。しかし、私が気になっているのはサプリ云々の話よりも、イソフラボン摂りすぎってどの程度なわけ??という疑問なのです。
D3の診療で、KLCの医師にも質問してみた
もやもやした状況だったので、先日のD3診察で医師に質問してみました。
メアリ:「あの、先日葉酸サプリのイソフラボン成分が良くないので中止するようにとの指示があったのですが、食事も注意する必要はありますか?」
女医さん:「通常の食事から摂取する量であれば気にしなくても大丈夫ですよ。日本人は無意識に必要量を摂れてるので、それ以上は摂りすぎになるんです」
メアリ:「具体的な摂取量の基準とかあるんでしょうか?」
女医さん:「うーん、明確にはないですが、1日に何杯も豆乳を飲むとか、毎食のように納豆や豆腐を食べるとかは摂りすぎなので止めますね。」
メアリ:「なるほど・・」
女医さん:「時々ものすごい豆乳好きの方とかいるんですよねー、あれはダメです。」
メアリ:「あーはい、わかりました・・・・(それ私や、私のことや・・・!)」
KLC不妊治療中のイソフラボンに対する見解
- 女性ホルモンとして効果的な量のイソフラボンは和食を食べる人なら普通に摂取しており、一般の日本人が食事から摂取している以上の量を摂ることでプラスになるというエビデンスはない。
- 複数栄養素を取れる葉酸サプリ自体を否定するものではないが、KLCの治療方針には合わない。
- CL卒業後であれば産科の医師に確認のうえで一旦中止した葉酸サプリを再開することは問題ない。
- 通常の食事であれば気にする必要はないが、豆乳を毎日200ml以上飲むとか、納豆や豆腐を毎食のように食べるのは摂りすぎ。
まとめ -KLC視点での葉酸サプリ分類
さて、KLCに通院されている方は既にご存知かと思いますが、私が確認できたKLC視点での葉酸サプリ分類は以下になります。
サプリ自体、葉酸とビタミンくらいしか効果がないというスタンスでいるようで、EPAやDHAEも禁止するように言われる方もいらっしゃいました。
基本は、薬局で買える安い葉酸で十分という見解のようです。
基本的に、ベルタ等の通信販売でたくさん成分が入っているものをウリにしているような高級なサプリはホルモン値に作用する成分が含まれているものが多いので、NGの可能性が高いという説明でした。
推奨されているサプリ
飲んでも良いと言われたサプリ
中止を言い渡されたサプリ(私以外にKLCの先輩からの情報も追加)