さて今回はフィジー旅行で出会ったレストランについてのレポートです。食文化は正直個人によって好みも合う合わないもあるので難しいところではありますが、ご参考までに。
- Denarau Port Marina(ポートマリーナ)
- Nadi Town(ナンディタウン)
- Danarau Golf & Racquete Club
- Must to DRINK in Fiji
- Must to EAT in Fiji
- ココナッツミルクって実はすごい!
いくつかのレストランで食事をしましたが、ここは安心してご紹介できる!というお店だけに厳選していますのであしからず。
Denarau Port Marina(ポートマリーナ)
ポートは観光客向けという感じで、オージー、ニュージーの方が多かったです。そのためかHard Rock Cafeがかなり幅を利かせていました(笑)。ポートには滞在中4回行きましたが、中華系の方が少しいる程度で、日本人はほとんど見かけませんでした。同じ便で来ている方は確実にいるはずなのに、皆さん離島滞在かホテルで食事されているってことなのかな??
ポートにあるお店も、ライトミール中心のバー、ハードロック系の洋食系のお店、アジアン&インディア、イタリアンで、フィジー料理メインの店舗は1つだけでした。
【Nadina Authentic Fijian Restaurant】
私がこんなツイートを思わずしてしまったフィジー料理。
フィジー料理って和食の出汁みたいにココナッツミルクを多用するんだけど、それが美味しくて美味しくてビックリしてる。魚介と相性◎で、スープとか煮込み系が絶品。こんなにも美味しい料理に今まで出会わなかったなんて!東京でお店出したいくらい!(笑)
— Mary (@maryism_mary) 2018年7月25日
ポートの奥まった場所に店舗があるNadina。予約しなくても大丈夫でしたが、金・土は予約席も結構多かったので、不安な方はホテルのコンシェルジュさんに予約をお願いしても良いかも。
- 朝晩は暑くないフィジーなのでテラス席が気持ちいい
- いわゆるフィジー料理を食べられる数少ないお店、Authentic Fijian(本物の、真のみたいな意味)と言っているだけある
- スタッフも全体的に気持ちい接客をしてくれる
- 価格レンジは平均より高めではある
- 特に水辺の席は蚊に要注意!肌を出す場合は虫除けスプレーをした方が無難
- 私たちは気に入って2回行きました(笑)
- 他のお店も行ったけど、フィジー料理が一番おいしかった
- スターター2品、メイン1品(付け合せにタロイモ&キャッサバ)とビール3本でおよそF$140(約8千円)でし
【The Rhum-Ba】
私たちはチャンスがなくて行かなかったのですが、ちょっといいディナーを頂くならこちらが人気のようです。
フィジー料理もお魚系でいくつかメニューはありそうですが、基本はお肉料理が中心な印象です。
- さまーリゾートで紹介されていたらしい
- Portのちょっと外れの方に位置している
- 内装も他のPortのお店と比較すると一段おしゃれ
- 価格帯もやや高め
Nadi Town(ナンディタウン)
Portよりも看板に出ている価格などは「安い」という印象です。やはり地元の方も行くようなお店が多いということなんでしょうね。
【Maikana Cafe】
川沿い、タウンの入り口に位置する比較的キャパの大きいレストラン。ローカルの方も食事されていました。ランチメニューはF$10でピザやチキン、カレーなどの立派なプレートが・・!さすが安いなぁ。
Cafeだけあって、スムージーとかラテ系も美味しそうでした。(胃袋にトライする余力がなかった)ビールも安かったです。
そしてFree Wi-Fiが入ってました!
他にも通り沿いにCafeっぽいお店は2~3件見つけました。
Danarau Golf & Racquete Club
【Fiji Premium Club House Restaurant】
ゴルフ場併設のダイニングですが、誰でも利用可能です。お料理はまぁまぁで、メニューはサラダ、ハンバーガー、パスタ、ピザ、チキンといったオーストラリアとかのクラブハウスならこんな感じだろうなーという雰囲気。
フィジーっぽさは特にないですが、個人的にはシェラトンの中のレストランよりもこちらの方がコスパが良いと感じました。フライドポテトとかここの方が断然美味しかったです(笑)
オープンエアーなので風が気持ちいですし、スタッフも親切です。
Must to DRINK in Fiji
フィジーは実は水道水を飲んでも大丈夫という稀な国。お水でお腹を壊す心配はしなくて大丈夫そうです。とはいえ、世界一と言われるミネラルウォーターがありますのでそれを堪能するのが吉かな!
Fiji Water
そう、フィジーといえばまず「ミネラルウォーター」を思い浮かべる方も多いと思います。ミランダ・カーに代表されるようにハリウッドセレブも多くご愛飲というこのお水、実はケイ素の含有量が世界一でとてもお肌や健康に良いのだとか。
これ日本で買うと結構いいお値段なのですが、フィジーの観光客の間では当たり前のように第一選択水になっています。何と言ってもスーパーなら500mLでF$2弱!つまり120円くらいで買えてしまうわけですね。これはお得!そりゃ飲まない手はない!
スーパーよりは割高ですが、ほとんどのレストランでも置いています。ペットボトルは残っても持ち帰って大丈夫。
Fiji Waterのおかげかどうかはわかりませんが、肌の調子(特に化粧ノリ)はとても良かったです。
ビール!ビール!ビール!
フィジーはビール大国。ラガーの種類も多くて結構飲みやすく、普段ビール党じゃないくせに私もビールばかり飲んでしまいました(笑)
勝手に決めた飲みやすさランキング!
- Vonu(フルーティで苦味が少ないので女性も好きそう、私はもっぱらコレ)
- Fiji Gold Premium(コロナ系でフルーティさもありつつしっかりした味)
- Fiji Gold(一番スタンダードっぽい味)
- Fiji Bitter(喉越しは良いけどちょっと苦味が強い)
Must to EAT in Fiji
KOKODA(ココンダ)
急ですがフィジー語はDの発音が「ンD」らしいです。それで「DA」は「ンダ」と読むのでココンダになると。NADI(ナンディ)もそうですね。
という雑学は置いておいて、フィジー料理で有名なのがこのココンダ。シーフードをココナッツに浸したカルパッチョ的な料理と紹介されることが多いですね。
VAKALOLO(バカロロ)
フィジー料理でメインと言ったらVAKALOLOなのかな?ココナッツミルク和えやココナッツミルク煮の総称のようです。
Ika Vakalooなら、味付け下調理した白身魚がココナッツミルクに浸してあって、Kuita Vakaloloならタコが野菜で煮て仕上げた感じのサラサラめのシチュー的なお料理。
これは結構何を材料にするかで料理の雰囲気自体が変わるんだなーという印象です。お店によって味付けも結構違う!でもどこも美味しかったな。
Seafood Soup
個人的にココナッツミルクの使い方として「なんで今までやらなかったんだ!」と思ったのはこの魚介系のスープ。Vakaloloとも味の雰囲気は似てはいますが、こちらの方がより魚介などの出汁としっかり合わさっている印象でした。
シーフードチャウダーとか、ロブスターのスープなんかがあるのですが、生クリームでもない、ココナッツミルクを使うことによる濃厚なコクとしつこくないさっぱりさ。
サンフランシスコのクラムチャウダーよりフレンチのビスクよりこのココナッツミルクを使ったスープが好きだなって思いました。
また、タイカレーやラクサのように香辛料+ココナッツミルクという組み合わせは東南アジアにも良くありますが「コクとまろやかさ」としての効果は感じつつ、ココナッツミルクの味としての主張ってあんまり感じなかったのですが、こちらはしっかり味がわかるのも「おおおお!ココナッツすげー!!」と思った一因かも。
CASSAVA & DALO
キャッサバ、タロイモなどがいわゆる「主食」です。両方とも味の主張はないものの、噛むとほんのり芋の甘みがあって、後味はもち米っぽい感じがします。さすがイモ類なのでお腹にはたまりますが(笑)結構美味しいなと思いました。
VAKALOLOなどメインの付け合せとして選択できることが多いので、ぜひトライしてみてくださいね。
ココナッツミルクって実はすごい!
さて、フィジー料理の多くにココナッツミルクが使用されているわけですが、こんなに絶賛するのはただ美味しいからだけじゃないんです。
ほぼ代用可能な生クリームと比較して、低カロリー低脂肪高栄養素のコレステロールフリー!どんな料理も濃厚にクリーミーに仕上げられるのにこのヘルシーさはすごい。
乳製品じゃないので乳糖不耐症の方も安心ですし、なんかいいことづくめな気がします。ココナッツ製品はどこの南の島でも大抵販売されているものではありますが、ここまで「調味料」としてのココナッツの魅力に気づけたのはフィジーのおかげです。
一時期日本でもココナッツオイルが流行しましたが、ミルクはまた違った魅力がありますね。これから我が家の食卓にも登場させます。
次回は買い物とお土産情報についてレポートしたいと思います!
4.レストラン&食事について