連休に入ってすぐ、リプロダクションクリニック東京で自己注射指導というものに参加してきました。
自己注射指導タイムスケジュール
リプロではゴナールエフペンのような「針を付けて刺すだけ」ではない注射も多く使っているので、ほぼ定期的にしっかり時間を確保した「自己注射指導」が開催されています。1on1ではなく、集団受講の形で、他の患者さんと一緒に受けます。
原則は注射を打つ本人のみですが、以下の通り事前に相談すれば夫婦での参加も可能のようです。
通常の開催は15:00~で、14:45までに受付するようにとのこと。
14:45 受付
機械に診察券を通し、受付でファイルを受領して一旦待合室へ。
14:50 相談室12
診療と同じように呼び出しされます。
休憩用のベッドがある部屋の一角で行なわれました。この日の参加者は私を含めて3名、看護師さんが1名。
手順を書いた用紙を頂いてメモをしながらステップごとに「看護師さんの説明→実践」という感じで進みました。
実際にアンプルを開ける、注射液を作る(生理食塩水を薬剤と混ぜる)、注射器に吸い上げる、そして実際腹部に打つところまでしっかり実践。
最後に自己注射の説明を受けた旨の同意書にサインをして終了
15:35: お会計
お会計は3272円、こちらは休日加算も含まれた金額です。
本日のお会計 3272円
本日の所要時間 50分
自己注射指導の内容
ちなみにリプロはWEBにも掲載があるので予習や復習に使えますよ~。
14:51 看護師さん登場
テーブルの上にすでに練習キットと資料が用意済み。今日はこんなことやりまーす、と進め方の説明。
14:55 使うもの、注射の種類の説明
使うものと、アンプル・バイアル(容器の違い)の説明。
15:00 注射液の作り方の説明と実践
まずは「注射液を作る」ところ。
注射器に針をセットし、実際に生理食塩水(アンプル)を開封して(パキっと割るのですが意外と力入れました)注射器で吸い上げ、薬剤のアンプル・バイアルに注入して混ぜる。
そして注射針を交換し、薬剤を吸い上げて準備完了!
15:20:生理食塩水を使って自分のお腹で注射を実践
今度は実際に「注射する」練習。
こっちはもう経験済みなので自分的には不要なんですけど、無駄に生理食塩水打ちました(笑)やっぱりリプロを受診される方はすでに治療経験者の方が多いようで、みんな「あ、大丈夫です~」と言いながら躊躇なく打ってました、強いね(笑)
自己注射がはじめての方はここまで実践させてもらえるとたしかに安心かもしれないですね~。
15:30 質問がないか確認し、終了
注意事項や、よくある質問などを説明してもらい、同意書を書いて終わり!
失敗した時どうするとか、トラブルへの対処法もしっかり説明されたのは良かったなと思います。
針捨てBOXについて
ちなみに、リプロでは医療用廃棄物を捨てるためのBOXの購入も進められます(2000円だったかな・・)
これはリプロで廃棄してもらう場合に必要で、近所の薬局などで処分できる場合には購入する必要はないのですが、そんなこと調べてもいなかったので初回は購入しました。
だいたい採卵周期1回半で一杯になるくらいのサイズです。地味な出費・・。
本日の感想
これまでのクリニックでは、自己注射に関しては口頭での説明だけだった(時間が決まっているので診療中だど実際に投与できないことが多い)ので、ここまで実践的な内容なことはちょっと驚きでした。
自己注射そのものが初めてという方、不安な方にはとてもいい仕組みだなと思いましたね。やっぱりイメージと実践はちょっと違うと思うし。
あー、ほんとに採卵に向かっていくんだなぁー。