リプロにセカオピ目的で初診予約をしたいと思い、一念発起。検査結果と料金も見て、通うかどうか決めようかな~という感じです。
リプロ初診あるある
- 問診票の記入項目が多いという心理的ハードル
- 電話は朝イチは電話が繋がりにくい
- 予約自体は意外とすぐの日付で取れる(最短で2~3日後)
- 医師の指定は「基本ナシ」だけど、結果的には聞いてくれる
ちなみに電話が全然繋がらないとか、受付の対応が悪いといった声も聞くのですが、私自身は運がいいのか相性がいいのか、過去2回の電話も(男女初診)2-3回の発信で繋がったし、思ってたようにならなかったこともないし、受付の方にも特に違和感感じた事ないし、特に気にならないのでおそらくラッキーなんだと思います。
医師の指名はできるのか?
正直、転院先として通院するつもりであれば別にこだわらなくても良いと思っていたのですが、セカオピのみで採卵等の本格的な治療は行なわない可能性があったので、できれば松林先生に話を聞きたいと思っていました。
電話での予約時に「医師の指定をしたいのですが・・?」と聞いてみると
- 土日祝は医師の指定自体指定NG
- 平日かつ希望の医師の担当日であれば希望自体は可能
- ただしその日の混雑具合等によって希望に添えない場合も
という回答でした。それならばと平日のゆとりがありそうな時間で予約をお願いしました。
初診時の持ち物と注意点
- 保険証(原本)、過去の検査結果のコピーを持参すること
- 予約時間の30分前までに到着すること(やや意味不明だけどまぁ・・)
- 松林先生を希望したので、Must to askとNice to askをしっかりメモして持参
初診当日の流れ
初診と採決がある場合には予約時間の30分前に来るように言われる。予約時間の意味とは…💦
11:00 到着・受付
初診なので諸々の確認と説明を受ける。
- 保険証の確認と連絡先の記入
- クリニックの中にはトイレがなくビルのものを使う必要がある
- トイレ、ドリンク等の買い物、通話等でも一旦受付で診察用のファイルを預けるように
- 再診以降は到着したらカードリーダーの機械でチェックインをし、受付でファイルを受けとる
- 診察券番号がIDで、呼び出し等もこの番号が使われる
- アプリで@linkをダウンロードし利用登録すること
- 採血に関する説明書を後で読んでおくこと
- 生理何日目か(初日、2日目、3日目....生理後)と最終月経開始日の確認
- 自分から松林先生の診察希望の旨を伝えると「待ち時間長くなりますが大丈夫ですか?」との確認、それで良いですと回答
11:30 予約時間をまたいで待ち時間
ひたすら待つのみ。待ち時間は実質55分。
- Wi-Fiはパスワード等が待合室の大画面に表示される。繋がるものの、速度はかなり遅く使い物にはならなかった。
- 平日昼間でもほぼ席は埋まっていた。デスクは廊下に少しだけ。
- ウォーターサーバーもなく空調は控えめ(ビル空調の関係でこれが限度らしい)、雑誌は置いてあるものの待合室の快適さとしてはなかなかに微妙。
- 呼ばれる場所によって呼び出し音が異なる。処置室が一番メロディアス、診察室はよくあるチャラチャラチャラーン、採血はピンポンパンポンピンポーン、内診はチャラーンっていうチャイム系。
12:05 内診室3
入ると狭い空間があって内鍵をかける。そこで下を脱いでスリッパに履き替え。タオルがあるけど巻きスカートみたいにはせず膝掛けとして使用するようにとの注意書き。
内扉を入ると内診台がポツンとあって、お尻丸出しで看護師さんとご対面。座ると医師がきてご対面(笑)
その後、内診台が上に上がるとカーテンが上から降りてきて顔も見えなくなる仕組み。内診中ご対面じゃないので、まぁこんなもんかと思いました。
ちなみに、初めてこんな丁寧に内診してもらったかもしれない…内膜は13ミリ(D22だから少し薄めかな?)、8ミリの小さい子宮筋腫がありますね、まぁ影響はないと思うけど…とのこと。卵巣も左右確認され、特に問題なし。
その後着替えて診察まで待合室で待つようにとの指示。
12:45 診察室5
松林先生の問診!
提出していた問診表を見ながらこれまでの治療歴をざっと確認、胚盤胞凍結率が低いこと、転座があることから、きっぱりと「あなたは従来やってきたこととは違うやり方をした方がいいでしょう。一般論として、あなたの年齢なら本来は2/3は染色体が正常な卵ができるはずだが、転座がある場合は特にそれが当てはまらず良くても1/3以下が標準、もっと少ない人も多いです。違う薬剤やサプリも含めて確率を上げていくしかない」と言われました。
また、転座がある染色体以外の(私たちが受けた染色体検査では分からない)異常がさらに隠れている可能性もある、とのこと。
これまでの胚盤胞凍結率が悪いのが、本当に手がないのかは今までの治療法やデータだけではなんとも言えず、特に刺激の薬がクロミッドとゴナールエフしか使ってないようなので他の薬剤で高刺激をやってみる価値はあると。ただし、AMHの検査が約1年前なので、薬剤を選定するためにも変動があるかどうかも含めて一度検査した方が良いとのこと。
また、一度の着床もあって、自然周期で移植できているようなのでERA(着床の窓)は今の所は気にしなくていいでしょうとのこと。
やはり、ゴリゴリに刺激をしてなるべく多く採卵し、移植できる卵を見つけるのが最初、それと一緒に移植する際のことを考えて、内膜炎や子宮収縮についても検査して万全の状態で移植というのが最善ではないかと思います。というか、残念ながら今言えるのはそこまでなのだ、とおっしゃっていました。
一応採卵数も高刺激にしては多くなく、いい卵もあまり採れてないようなので、ビタミンDやらDHEAの数値についても検査をして結果を見ながら検討するのがいいと思うので血液検査しましょう、ということに。
13:05 採血
痛いと噂のやつね。
三本採血したのですが、刺し方~の一本目は調子良かったのですよ。ところが、血管の中心からズレて針が入ったのか、二本目以降は血が取れなくなって、針を刺した部分を上からぐりっと押すというね。これは痛いね…。3本くらい取ることありますけどこんなのは初めてでした。
これがリプロの洗礼なの・・?(笑)
13:15 会計
すべての診療が終わったら受付でファイルを提出し、お会計待ち。5分ほどでこちらもID番号で呼ばれます。ここでは表示やメールはないので聞き逃さないようにしないと!(そんな人もいないようだけど(笑)
検査費用が33,750円+初診代でした。
本日の所要時間:2時間15分(受付時間から)
本日のお会計:36,190円
初診の感想
- 内診がとても丁寧だった(筋腫があると言われた)
- 診察での話がストレートで早かった(さすがDr.松林・・なのか?)
- 待ち時間の環境はイマイチ
- 内診以降はかなりスムーズだった
内診以降は流れるように早かったです。
それから、松林先生にソッコーで転座があるあなたの場合は普通の人のように同じ方法で繰り返し採卵・移植をするのは非効率だと思うと言われ、紹介状もない初診でそこまで話してくれるとはなんとも話が早いなと思いました。
もちろん、うちなら胚盤胞になりますとは言えないが、と率直におっしゃっていたので、「全然可能性はありますよ!」とか言う医者よりよほど信頼できるとは感じました。
また、刺激の方法として使用する薬剤も重要なので、今まで使ったことないものを試す価値があるという点も過去のクリニックでは言われたことがなくやはり医師(クリニック)による違いは大きいですね。
個人的にはスタッフの方にも医師にも悪い印象を抱かなかったので、転院先の選択肢には十分なるなと思いました。
今後の予定
未検査の項目で受けたほうが良いと言われたもの
- ビタミンD
- テストステロン(男性ホルモン)
- DHEA
- AMH(約1年ぶり)
の検査結果を受け、1週間ほどで出るそうなのでその頃をめどに予約することにしました。転院先になるかはまだ分かりませんが、十分選択肢にはなり得ると感じました。
転院する場合、男性初診も必要になるそうです(マストなのは感染症の検査のみですが、基本的には男性初診として基礎的な検査等が勧められる)