KLCで4回目の採卵でした。トリガーをhCGに変えるというギャンブルに出たけど、今度こそ成熟卵は採れるのか??
採卵日前日
- 12:00、18:00、24:00に排卵防止のボルタレン(座薬)
- 15:40にKLCに電話し、採卵の受付時間、目安の料金、持ち物を確認。
採卵日当日の注意事項
- 朝食は軽めに済ませる
- ネイルや香水、しっかりメイクは禁止
- アクセサリー等も忘れ物が多いので外してくることを推奨
- 採卵に関する消耗品代の4万円は現金払いなので忘れずに!
- 持ち込みの場合には同意書(旦那さんの自著が必要)を用意
- 持込容器の本体とフタにご主人の診察券番号、夫婦氏名、採精時間を記載してタオルに包んで持参
採卵日のタイムスケジュール
6:45 ジョー自宅で採精。
24時ボルタレンからの就寝で、5時半に起こしたから私も相当眠い…正直採卵の日はこれがつらい・・。
7:30 4F IVF受付カウンターにて受付
指定は7:40だったけど早く着いても大丈夫でした。診察券と静脈認証の本人確認、同意書の提出。当日の流れが書かれた資料(クリアファイル)とカードキーを受領します。
7:40 7F培養室窓口
検体の提出。
7:45 8Fリラックスルームへ移動
そのままの足でナースセンターへ。入り口で血圧測定をし提出し、ロッカーキーを受領。血圧は116/62。
案内されたベッドで下着(ブラ)以外をすべて脱衣し、術衣に着替え。看護師さんに声をかけられたらお手洗いを済ませて、キャップを被って再び待機。朝イチの枠は横になって待てるのがありがたい。(ただし寝そう)
8:30 オペ室で採卵
オペ室前の椅子で前の方が終わるのを待つ。
採卵はベテランぽい男性医師。前回2連続でKLCが嫌いになりそうだったほど痛い採卵でしたが、今回は痛みの質がちょっと違ってた。
痛かったんだけど、ドクターが「ごめんねー、今日のは痛かったですよね」って声かけてくれて、あぁ、技術の問題というよりは卵胞のある位置が取りづらかったのでは?と思えました。まぁ、痛かったですけどね(笑)
8:35 リラックスルームで安静
わりとお腹痛くて、横になっていて「私なんでこんな思いしなきゃいけないのかな」って思ったら涙が・・・。手に届く場所にティッシュがあるのありがたい。
休んでいる間に看護師さんが「採卵結果4個」という紙を見せてくれました。4回刺したと思うから全部採れたのかな。問題は成熟卵かどうかだ・・・。抗生物質(フロモックス)を受領。
8:55 お手洗い
お手洗いで処置時に入れたガーゼを2枚抜く。出血はガーゼのみで前回ほどではない。
7Fの場合は、ナースセンターのカウンターがリラックスルームの外なので、ベッドからナースコールで「名前、確認したガーゼ枚数、出血の有無」を報告。
着替えたらロッカーやカーテンを開けたままで退出。使用した術衣、枕カバー(不織布)はゴミ箱に廃棄。
9:40 9F問診室
結果・・・成熟卵3個、M1(未成熟卵)1個の計4個が採れました。
KLCで成熟卵が採れたの初めてなんです・・・!hCG使用に踏み切って良かった・・!
培養士さんから採卵結果についての説明。
培養士:「今回はしっかり成熟卵が3個採れました。見た目も前回と違ってきれいですよ。精子は概ね問題はないのですが、数が少なかったのでKLCのふりかけの基準だと卵子0.9個分にしかなりません。物理的には3、4個ふりかけにすることもできるんですが・・ご希望ありますか?」
私:「前の病院ではふりかけで受精率も悪くないんですよね・・でも未成熟卵が成熟したらいずれにしてもICSIになるから料金は変わらないということですか?」
培養士:「そうですね、ICSI3個までは同一料金なので、費用の点も考慮すると1個はふりかけ、2個ないし3個はICSIが良いかと思います。過去ICSIでも問題なく受精しているので、ICSIをおすすめします。」
私:「分かりました、そうしてください。」
10:05 4F診察室
白髪の混じる男性医師。
医師「えーっと、胚盤胞凍結を目指しますねー。まずソフィアを12日間飲んでください。凍結できた場合は、次周期の生理13日目にホルモン値チェックね。もしダメだったら、1周期またカウフマンを挟みましょう。その時は3日目に来てください。」
メアリー「はーい」
10:20 お会計
所要時間:3時間
お支払い:208,392円
採卵・媒精費用:183,600円
薬剤費:24,792円
消耗品実費:40,000円(現金のみ)
KLC 通院合計:971,063円
(不妊治療費の総額は300万円の大台に乗りました・・もう終わりにしたい…)
採卵の結果
KLC転院で低刺激に変わってから「なぜか成熟卵が取れない」という壁にぶつかってきましたが、トリガーをhCG(2500)に変えることで、3/4個の成熟卵を採ることができました。今の私にはこれも進歩。
成熟卵の1個をふりかけ、2個をICSI、未成熟卵は成熟すればICSIという受精方法でお願いしてきました。
とはいえ、問題はここからですからね。胚盤胞凍結できるように祈る日々になりそうです。
受精確認(D18)
採卵翌日で指定された13:30~14:00の間に受精確認の電話をするよう指示。
結果、未成熟卵1個は成熟せず培養中止、成熟卵3個は全て正常受精が確認できました。やっぱりまずは成熟卵を採ることが第一歩だと実感します・・。
次は6日後の凍結確認までひたすら待つのみです。
凍結確認(D24)
KLCでは凍結予定の場合には、受精確認翌日の分割確認はありません。この1週間は何もせず待つしかないわけですね。。
受精確認と同じ時間帯に同じ番号での確認になります。
結果、ふりかけの1個が胚盤胞で凍結できました。顕微の2個は途中で成長が止まり培養中止となったそうです。
これまでの私達の治療成績を鑑みれば、3個の受精卵のうち1個でも胚盤胞になれば御の字です。
といっても、現時点ではグレードも不明、染色体正常卵かもわかりません。卵の質は同年代の方より圧倒的に悪いと自覚していますので、ごめんねってくらいテンション低い(笑)引き続き過度な期待はせず、淡々と移植に望めればと思います。
今後の予定
- 翌周期のD13に通院し、自然周期で移植予定
いずれにしても、年内は採卵しない予定で、少し仕事も忙しいので生活リズムを整えたいと思っています。
5周期目の過去記事