Mr.Childrenの2019年ドームツアー「Against All Gravity」のライブレポートを忘れないうちに書きました!(ネタバレを含みますので見たくない方はクリックしないで~!)
はぁーーーーー夢のような時間が終わってしまった・・・(何この脱力感)。先に行かれた方が「ヤバイ」「神セトリ」と言っていた意味が分かりました・・・!
あまりにも印象的で忘れない気がするけど、でも、忘れてしまわないうちに。
こちら【セットリスト】および【演出、MC】の内容を含む【ネタバレ】感想レポートになりますので、観覧前で「知りたくない」場合にはスクロールしないでください~!
感想・・?
「演出かっこよすぎヤバイ。演奏(歌を含めて)の音良すぎヤバイ。セットリスト神すぎヤバイ。Mr.Children重力に対峙しすぎヤバイ。」
「ヤバイ」という言葉は、本当は語彙力のない人が使う単語だと普段は思ってるんですけど、語彙力喪失しますね、これは(笑)
なんでキャリア30年でこんなにも聴き手の想像を超える進化ができるのか・・・モンスターがモンスターたるゆえんを思い知った。
しかも一人だけじゃなくて、メンバー全員だよ。あのオジサンたち一体どうなってんのよ・・(笑)
スタンド席最高・・!と思える素晴らしい演出
私自身、25年近くMr.Childrenのファンをしてて、初めてライブに行ったのはQの時で、かれこれ何回も参戦させていただいているのですが、いわゆる「神席」と言われるようないい場所が当たったことなんて一度もないんです。
(むしろアリーナクラス以下はチケットさえ当たらないこともかなりあるから久々の参戦・・。)
たぶんステージに一番近づいているのはap bank fesとかの指定席じゃないやつ(笑)
今回も2階スタンドの前方だったのですが、今回こそ、むしろ2階スタンド席最高やん・・・って確信。
スタンドの中でもいい場所だったと思うけど、花道から直線上のど真ん中。1階スタンドよりも傾斜があるのでめちゃくちゃ見やすい。
そんな場所だったので、花道の全面スクリーンや可動式な部分も、ステージ後方の巨大スクリーンも、レーザーの光もすべての演出を最も満喫できた席だったと思います!
しかもMCで桜井氏が遠くの席だけを気遣うご発言・・!(笑)
「僕たちが米粒みたいに見えてると思うけど大丈夫だよ!イチローさんのレーザービームより早いやつ、そこまでしっかり届けるから!そして何バウンドしてもいいからそっちからも返してね!」みたいなこと。
そんなの泣くよ、泣いちゃうだろ・・・。
東京ドーム公演2日目セットリスト
2019年5月20日。MCから感じたのは「Mr.Childrenは時間という重力に対峙している」ということ。年齢とキャリアを重ねてそういうフェーズに入ってきていることは間違いないだろうし、きっとそういうコンセプトのセットリストだったんだなと納得。
- Your Song
- Starting Over
- himawari
- everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
- HANABI
- Sign
- 名もなき詩(花道)
- CANDY(花道)
- 旅立ちの唄(花道)
- ロードムービー(花道)
- addiction
- Dance Dance Dance
- Monster
- SUNRISE
- Tomorrow Never Knows
- Prelude
- Innocent World
- 海にて、心は裸になりたがる
- EN) SINGLES
- EN) Worlds end
- EN) 皮膚呼吸
3時間弱の公演でした!
ねぇ…1時間当たり3000円って下手なホストクラブより安いよね?…コスパ良すぎない…?(ホストクラブと比較すんなって話だけど)
覚えている限りの演出と個人的感想
では超個人的な趣味垂れ流しの感想で恐縮ですが、特にMCもとても良かったので、思い出せる限り書いてみます。ちょっとおぼろげでニュアンスだけのやつもあると思うけど…。
Your Song
ステージ後方巨大スクリーンに打ち出される東京の街(これ都市によって違うん?同じ?)田原氏(健ちゃん)のギターが流れ、花道の中部から桜井氏登場~!
鈴木氏(JENさん)もいい顔してるし、なんか中川氏(ナカケー氏)のベース音もゴリゴリ聞こえる~!東京ドームって音響はダメダメなイメージだったけど全然いい・・!
この時は桜井さんの声まだ少し伸びがなくて大丈夫かなって思ったけど、この曲だけだったかな。
と、なんか音や演出に圧倒されて「おおおおお」って感動してたら泣いてる暇がなかった(笑)
Starting Over
私なぜかこのイントロで一気に涙腺崩壊。まさか今回やるとは思ってなかった~!
でもライブで聴きたいって思っていた曲でもあって、なんというか、これまでのMr.Childrenが抱えている葛藤みたいなものもずっと見てきたつもりだし、なんかウルウルしちゃうよ・・。というか、2曲目からこんな圧倒的なストーリーの曲を持ってきてしまうとはこの先どうなっちゃうの。
しかも桜井さんの歌すごい良かった・・・!
ステージ後方の巨大パネルに演奏する4人の姿が映し出される演出のかっこよさと言ったらなんなのあれ、四天王感ありすぎ。周囲のお客さんからも「かっこいい・・・」という感想が漏れてました。
演奏する姿が一番かっこいい演出になるって、なんかすごくない?あまりに圧倒的で、もはや意味不明。
himawari
からのhimawari・・・!思い出の角砂糖ぉぉぉー!(←歌詞の一部ね)
ロックな音がすごく心地いいし、改めてライブ映えする曲のひとつだなぁと思った。
それにしても照明すごいねぇ、毎回すごくなっていくよね・・・。音楽とも息ピッタリだし、ここまで凝った照明はどんなライブでもほんと未体験。もうこれは「ライブ=音楽を生演奏する」という域を完全に超えている。
everybody goes -秩序のない現代にドロップキック-
休憩かなーと思ったら全然違った、JENさんのドラムソロから、健ちゃんのギターのイントロで一気にボルテージが上がる。
めちゃくちゃ飛ばしてんな大丈夫かいな(笑)桜井さんてばいきなり猛ダッシュしてっけど・・(笑)
そしてあの間奏の桜井さんのギターソロ。いいぃぃ、なんか20年前にタイムスリップしたかと思った。
こちらもスクリーンの映像が超可愛いポップなネオン街みたいなピンクで(何言ってるかわからんよね・・これも会場によって色変えてるのかな?東京だからピンク?)めちゃくちゃ90年代を回想するステージだった~!
HANABI
ここでちょっとMC「新しい時代に変わって、変わった方がいいものと変わらない方がいいものがあるけど、Mr.Childrenはどっちかなみたいなことをよく考える」的なことを言っていたと思います。
そして、平成のヒット曲やります~!からの安定のHANABI。
この曲の「もう一回 もう一回♪」ってフリ、そろそろお腹いっぱいなんだけど…とか密かに思ってた私みなさんに謝って!(笑)
(でもすごく好きな曲で、特にマイナー系のコードと歌詞の切なさが胸がギューっとされるような良さがあると思ってて、実際聞き入って浸りたいからあんまチープにして欲しくないんだよな、というのは正直な気持ち。盛り上がれる曲は他にいっぱいあるやん。)
Sign
イントロ鳴った時の「おぉぉぉぉ!」という歓声からこの曲の人気ぶりを実感。私も大学時代って言ったらこの曲だからもう無条件に懐かしさがこみ上げてしまう大事な曲。
オレンジデイズ懐かしいーーーーー!(笑)
桜井さんのやわらかい声にじんわりと幸せな気持ちになりました。しかもライブで聴くと音源よりバンド感があっていいな。
たしかこのあたりの桜井さんの衣装と健ちゃんのギターの色がシンクロしてて、ペアルックかよ~って一人でツッコミ入れてました。
名もなき詩(花道)
一息ついたところで、アコギ片手にやってきた桜井さん、「カズトシ・ジョブズ」スタイルで「Against All Gravity」というツアータイトルについてプレゼン(笑)
「Against All Gravityというのは、全ての重力に対峙するという意味ですけど、重力っていうのは空を自由に飛びたいっていう人にとってのもので、逆に地に足を着けたい人にとっては浮力が重力になる、僕達Mr.Childrenにとっての重力は「時間」です」というような話。
「(重力の話をして)ここまで大丈夫ですか?Understand?」(爆笑)
「あ、暑いとか寒いとかあったらおっしゃってくださいね、何もしませんけど」(爆笑)
桜井さんMCの腕上げてるよね(笑)桜井さんの脳内ダダ漏れっぽい飾らない言葉とかぶっちゃけてるMC本当に大好き。
そして「名もなき詩」をジャガジャーンって歌いだす→お客さん手拍子→歌うのやめる→「手拍子嬉しいんですけど、5万人の手拍子とアコギ1本だどアコギが負けちゃうから、手拍子なしで聴いて」→続き歌う→その間に3人のメンバーが花道を歩いて登場(JENさんなにやら変顔したりポーズとって笑いを取る)→2番からバンド演奏。
アコースティックバージョンの生歌ってなんでこんなに響くんだろう。決まったビートじゃない不安定さのバランスが最高に素敵。素敵すぎてため息が出る。
CANDY(花道)
「2004年はBank Bandでアルバム作ったりライブしたんだけど・・」って音楽をサッカーに例えたアルバム制作時の解説。
「Bank Bandはすごいミュージシャンの集まりなんだけど、なんか、なんか違うと思うこともあって、いや決してディスってるんじゃないんだよ!(笑)サッカーに例えればレベルが高くなるほどパス大事、スペース大事、カウンター大事・・・でも小学生のサッカーが好きなの、あの1個のボールに15人くらいごちゃーってなってる、大人も子どももさ、ゴールしたい思いは一緒なの」
そういう中で作られた「I Love U」というアルバムのジャケットがトマトをぐちゃって潰してあるのは、そういうぐちゃっとした気持ちを表していたんだと。その中からバラードをお届けしますという紹介で歌われました。
私的Mr.Children史上トップ5に入るラブソングなんで超嬉しかった~!しかも桜井さんの甘い声、沁みる沁みる。なんやのもうぅ!
旅立ちの唄(花道)
その流れで歌われたのがこちら。しっとりと丁寧に聴かせる曲。
歌詞の通りに一生懸命誰かの背中を押すようなジェスチャーをしながら歌う姿がとても印象的。この方々、本当に音楽で人の人生を後押ししてるんだもんな、すごいな。
照明とかが一番シンプルだったような気がする・・(曖昧な記憶)
ロードムービー(花道)
「インタビューとかで「自分が作った中で一番好きな曲は何ですか?」ってよく聞かれるんですけど、どれも子どもみたいなもんだから優劣はつけらんないって答えてるんですけどね、実はあるんです、僕の一番好きな曲」みたいなことを言っていた。
懐かしの2000年問題に触れ、「元旦に起きたら"ぶわぁぁーーっ"て曲が溢れてきて、なんか新しい時代に歓迎されてる気がして思い入れがある」という話をされていました。
この曲私もすきーーーーーー!(笑)
花道がちゃんと"ロード”になってる映像で、通り過ぎていくタイプだったから街灯は2秒後の未来を照らしてなかったけど(指摘が細かいが2秒前の過去の映像だったね)メンバーへの照明の当て方とか切替がめちゃくちゃ良かった。
addiction
こっから3曲が演出で言うとハイライトだったかなっていうくらいすごかったですねー。
花道をステージに、前からJENさん、ナカケー氏、健ちゃんが縦に並ぶという配置で、3人のところだけステージが上に上がって台みたいになってさ、白いステージ照明に映える影。
なんじゃこりゃあぁぁ、この演出めちゃくちゃかっこよかったよ・・・しかも曲がaddiction!度肝を抜かれるかっこよさ。これはアカン・・文字通りI'm addicted to themですわ。
そしてラストのたたみかけるJENさんのドラムとセビーこと世武さんのピアノの狂演。
本当にすごいとしか言いようがないくらい圧巻だった。
Dance Dance Dance
addictionの終盤、健ちゃんがいそいそと戻って行ったので何一人で戻ってんだ?と思ってたら、この曲で桜井さんだけじゃなくて、健ちゃんが花道に登場してダンスしておった・・・!
衝撃!めちゃくちゃ衝撃!
ノリノリのステップで時にお客さんを煽りながらギター弾く健ちゃん・・・・・はぅぅっ!!皇帝こんなことなさるのね!!(笑)
と思ったら間奏のベースソロから健ちゃんと入れ替わるようにナカケー氏が前にぃぃ!ひぃぃぃ!(←語彙力)そんでベースの弦をバチバチ鳴らしてんのよ…あれさぁ・・エロいじゃん・・ずるいじゃん。
すっごく正直に言うと、この二人が衝撃的すぎて歌とか全然記憶がない(笑)
私あれね、たぶん桜井さん以外のメンバーも大好きだから、そのレアな方たちが前面に出てくると桜井さん=歌のこと忘れがちみたいです(失礼)
Monster
イントロのベースかっこよすぎよなMonster・・!めちゃくちゃ響いてて最高です。
そして高く上がった花道で膝まづいたり寝転んだり座ったりしながら囁くような声で歌う桜井さん・・セクシーすぎます、刺激が強すぎます、もう勘弁してください・・(笑)
みんな「Knock knock♪」ってノッてるんだけど、私なんか見入っちゃって全然それどころじゃなかったんですけど・・!
あとあまりにも自由に動き回るから落ちたりしないかとややハラハラした…(笑)
SUNRISE
ステージにもどって落ち着いた演奏に。ツアーで聴けるのレアだよね!!
この曲のコード進行も好き~sunriseよりsunset感あるよねっていつも思ってるのだが、本当に胸が苦しくなるコード選んでくるよな~。
スクリーンにはガチのSUNRISE映像。オレンジ色に輝くステージに立つ4人はもう神々しい・・とくに健ちゃんはあの髪型だしほぼ神(笑)
サビ前~サビの数小節だけでウルッとしてしまうこの曲の持つ哀愁感ってなんなんだろ…。
Tomorrow Never Knows
うひょーー!この曲までやっちゃうの~!私ですか?当時小学生ですね(笑)一番売れた曲をさらっとできるかっこよさ。
私のMr.Children歴はInnocent Worldの頃からスタートしているものの、完全にロックオンされたのはこの曲がきっかけだったなーという思い出。
桜井さんの声の伸びも気持ちよかったし、個人的にはこの曲のドラムスもシンプルながら大好き。なんか売れた曲好きっていうと素人みたいに言う人いるけどさ、やっぱり、いい曲はいい曲だよね(笑)
Prelude
うわぁー!私がライブで聴きたい曲トップ10に入れてたやつー!!
「普段僕らは、苦しみや悲しみやつらいことから、みんなを音楽という乗り物に乗せて、遠くに、できるだけ遠くの違う世界に連れて行きたいと思ってやっている」ということを言ってました。
そんなの泣くじゃん。しかもそれを体現している人たちが言うから説得力がハンパねぇ。
桜井さんの書く「信じてれば夢は叶うだなんて 口が裂けても言えない」っていうガチな人生観の歌詞すごく好きなんだよね、きれいに取り繕ってしまわないから、本当に力が宿って、本当に人の背中を押せる曲になるんだろうなって。
この曲の歌詞は刺さりまくって、泣きました・・。やっぱさ、みんな何かしら抱えてるものはあって、だから音楽に救われてるんだろうな。
Innocent World
今日はあんまり歌わしてくれなかった 桜井さんがしっかり聴かせてくれた!(笑)
最初原曲キーかな?って思ったけど少し下げてたかな??(たぶん)爽やかなメロディーに反して歌詞は結構ブルーじゃん?
時々、この曲ですごく結構寂しくなるときあるんですけど、このときはノリノリで聴いてました(笑)
海にて、心は裸になりたがる
桜井さん曲紹介で「みんなを裸にするよ!」的なこと言ってキャー言われてたわ(笑)
ナカケー氏が曲の終盤、桜井さんにマイク向けられて「OHHHHH OHHHHHH !」て叫んで以降楽しそうに笑ってたの萌えすぎだったんですけど・・・あの笑顔大好き・・(笑)
気持ちいよねぇこの曲。ライブでお客さんを叫ばせてくれるの最高だよねぇ。すごくライブ映えするし、絶対そのつもりで作られてると思うけど、全くその期待を裏切らない展開。スクリーンの映像は青い海っぽい爽やかブルーだったと思う(生臭い海のにおいがしそうな湘南とかじゃなかった)
アンコール
(余談だけど、スマホライト自体論外だとは思うんですけど、それより拍手してアンコールを迎えないっていう文化にビックリですね・・私のいたスタンド席は拍手してる人の方が少なかったです。こんなブラボーなステージなんだから拍手喝采でアンコールに迎えたいじゃん。いつの時代もどんな音楽でもそれがマナーなんじゃないの??違うなら誰か教えて・・。
ついでに場内撮影禁止ってあんなにアナウンスしてたのに写真上げてる人多すぎで引いてる・・・みなさんルールとマナーは守りましょうね・・・。)
EN) SINGLES
静かに「ありがとう」って再登場した桜井さん。
ああああーSINGLES聴いてなかったー!(とこの時に気づく)これも映像や照明かっこよかったー!個人的には「重力と呼吸」の中でも好きな曲で、JENさんのドラムが良き~。この曲…泣く…。
音源に比較的忠実な感じだったと思います。
EN) Worlds end
ここで!え、I Love Uからの選曲がかなり多いではないか!(いまさら)
桜井さんの声の伸びやかなことーーー!はぁーーーー(羨望)
ギターの音と相まってすごい気持ちがいい!そいでたたみかけてくるドラム!ズシズシ響いてくるベース!
そして「Wow~♪」って桜井さんとやまびこごっこで何回も声のキャッチボール。最高だよね~!
なんかさ、Mr.Childrenって誰が欠けてもMr.Childrenじゃないんだろうなって、そんな思いが急によぎった瞬間でしたし、この選曲は、まだまだ走り続けるんだという意思表示にも感じました。
EN) 皮膚呼吸
MCで泣くとは思わなかったよ・・。
「朝起きて一番にすることはネットニュースを見ることなんですけどね。有名人が亡くなった、病気と闘っている、引退したんだ・・そういうニュースを読んでつい自分たちに重ねて考えてしまうことがある。僕らはもし明日歌えなくなっても、バンドが続けられなくなっても後悔はしないと思ってやってはいるけど、でもまだありがたいことに突然曲が降りてくることがある。あと1曲でも、10曲でもみんなの心をひとつにできるような曲を届けたい」というような話。
「その日」が突然来るかもしれないという覚悟を持って、毎ステージ、1曲ずつをファンに届けてくれているんだなと思うとじんわり涙が・・。涙腺の締まりが悪くて困るね・・。
「僕らは本当に幸せです、日本一幸せなバンド、こんなに聴きにきてくれる人がいる、5万人も、しかも月曜日に!ありがとう!」って。
こっちこそありがとうだよぉぉ!!ってきっとドームにいるほとんど全員がそう思ったに違いない。
Mr.Childrenの皆さん、ツアーが終わったらすぐロンドンにレコーディングに行くそうな。「曲が降りてきてもその時点では何が言いたいか分からない、それがバンドで音を繋いでいって、言葉が乗ってやっと自分はこんな事を言いたかったんだって分かる。それはクロスワードパズルを解いていくような作業。ロンドンで僕たちはその作業に向き合います、1曲でもみなさんに届けたい、またこの場所で歌いたいと思っています、だから皆さんも自分の日常の中で行き詰ることもあると思うけど、お互いに自分の課題をクリアして、次にまた成長して会いましょう」って(たぶんほぼ意訳)いう、そんなMCの後に聴く「皮膚呼吸」の沁み方っていったらないわ。これぞライブの醍醐味。
こんな少しの言葉で何万人もの生きる力になるミュージシャンって、やっぱり、すごい。すごすぎる。
皮膚呼吸の歌詞やばいよーーー、もう涙がとまんないっすーー・・・!
エンディング
メンバー紹介ではキーボードやアレンジを担当されたセビー(才女)と、キーボードやギターから桜井さんが歌詞を間違えても間違えた通りにコーラスしてくれるサニーさんを(天才)、そしてメンバーを紹介。
ここでメンバーだけがステージに残ってエンドロールを迎えました。
花道の真ん中からステージの上手、下手の端っこまで移動して4人揃って丁寧に挨拶する姿は胸アツ…。長いことファンに愛される理由が分かります。
その移動中もおじぎするときもJENさんはTシャツから肩を出して見せてふざけてみたり、それを見た他のメンバーも笑顔だし、もうこれは尊いよ・・・!
この人達とても50歳には見えないでしょ・・。桜井さん「ホントにありがとうっ、愛してますっ!」とも言ってた♡
とにかく、Mr.Childrenには感謝しかないし、目の前で奇跡を見ているような気持ちになりました。桜井さんが最後に「最高の月曜日~!!」って叫んでたけど、ほんと、人生最高の月曜日でした・・!
きっと、私達ファンはいつも「これが最後のライブかもしれない」「これが最後のアルバムかもしれない」「これが最後の曲かもしれない」という思いをどこかに持って、彼らの姿を追いかけるんだろうな。
でも最後に桜井さんは「またねー!」って手を振ってくれたから、きっと、また会えるよね。
公演後のアンケート
公演後にアンケートがあるんですけど(公演翌朝の7時締切というスパルタっぷり)、メンバーも熟読されるという情報を聞いたことがあるので、真摯に回答申し上げました。(ほとんど感謝の思いを述べるに留まるが)
すごく良い仕組みだと思うのよ、ただね、よかった曲1曲とか、好きな曲1曲とか選ばせんのやめて(笑)1曲だけ決めるなんて無理にも程があるよ~せめて5曲くらいは選ばせて・・・!(笑)