めありずむ

オリジナルの記事にこだわって、等身大かつ独自視点で不妊治療まわり(と、時々趣味)のことを発信しています。

データが語る、精液検査で落胆する必要はない理由。

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不妊治療を始めた頃、精液検査の結果に一喜一憂していたことを思い出し、AIHでの精液検査結果をデータ化してみました。

 一度化学流産があってから、ジョーも自分の「精子の状態」を気にするようになり、毎回AIHの前に生活習慣や禁欲期間を変えてベストコンディションを探ってくれるようになりました。

特に気にしていたのは以下の2点で、記録を残していました。

  • 「禁欲期間」はどの程度がベストなのか?
  • 「禁煙」は効果があるのか?

あくまで不妊治療劣等生夫婦のデータですが、皆様の不安解消のお役に立てれば幸いです。

 

 

我が家的結論

さて、以下は月別の精液検査の結果をグラフにしたものです。精液量については0.5~1.8ml程度と少なかったですが、AIHするには問題ない量とのことで特に言及されませんでした。

またこちらは全て処理前の数値です。実際はAIH用の処理後は量が減る代わりに濃度・運動濃度は格段に向上しますが、参考にならないので割愛します。

 

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  • 同一人物でもその日によって数値はかなり変動し得る。
  • の11月が化学流産時で、精液検査の結果としては悪い方だった。

  • 受精する精子くんさえ元気なら、ちゃんと着床までいけると解釈できる。

  • 禁欲期間は1日、最大でも3日が限界。うちは長く禁欲しても意味がない。

  • たとえ数日間でも禁煙は意味がありそう。

  • 特に陽性に結びついた時は最も禁煙日数が長かった。

このことがジョー自身もかなり響いたようで、次のIVFこそ2週間禁煙する!とか張り切ってます。(それができるなら永久に禁煙しろよ。)

 

データから言いたいこと

お伝えしたいのは、精液検査の結果が例え「平均以下」とか「WHO基準に満たない」と言われても決して悲観することはないですよ!ということです。

実際、ジョーの値も明らかに一般男性の平均以下、WHO基準ギリギリという時が多く、その中でも1.2を争う「悪い結果」の時に着床しています。精液検査の結果はよほど悪い数値ではない限り、そこまで気にしなくても良いのではないかと感じています。

(これで出産というエビデンスが出せないことがツライですけど、これは卵子の問題もありますので・・)

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 *画像なので見づらいですがPC版ではクリックすると拡大表示されます。

 

いったい何が重要なの?- 項目別の単相関

何の項目が影響を与えていそうなのか、相関分析をしてみました。1に近いほど相関があるという見方になります。運動濃度と濃度が0.97なのは当然なので置いといて、赤字にした禁欲日数と濃度(運動濃度)は-0.6~-0.7と「逆相関がある」と言えると思います。要は、禁欲期間が短い方が濃度(運動濃度)が高くなることをデータが示していることになります。

  濃度 運動濃度 運動率
1.00      
濃度 0.18 1.00    
運動濃度 0.21 0.97 1.00  
運動率 0.23 0.11 0.31 1.00
禁欲日数 -0.44 -0.61 -0.66 -0.47
禁煙日数 0.16 0.09 0.14 0.15

*スマホ版はチャートをスクロールしてください。

 

実はGLCでは禁欲期間は3日〜1週間との指定を受けていて、最初の頃は3〜4日溜めていたのですが、リプロの説明会で禁欲は不要という説明を聞いて短くしてみたら濃度や運動率が良くなった、という経緯があります。ジョーの場合はそれが合っていたようです。

たった1人&12ヶ月分のデータなの統計値としての有意性は微妙ですし、実際陽性が出た時はあまりデータとは関係なさそうなのですが、とはいえ我が家ではあながち間違いではないだろうという捉え方をしています。

ちなみに、データは取れていませんが、特に2016年の8~10月と17年の5~7月はかなり激務で睡眠時間も短いようでした。もしかしたら数値があまりよくないときと重複するかも??

特に禁欲期間はそもそもクリニックによって考え方も違いますので、病院の指示通りが必ずしも正解とは限らない場合もあると思います。どんなコンディションが合っているのかいろいろ試してみる価値はありそうですね。