昨日、中部~関東地方が梅雨入りしましたので、待ってましたとばかりにこの時期に聞きたいMr.Childrenの雨にまつわる曲をご紹介していきたいと思います!
- Mr.Childrenの雨ソングは基本「前向き」
- 1. 雨のち晴れ -Atomic Heart-
- 2. Innocent world -Atomic Heart-
- 3. エソラ - Supermarket Fantasy -
- 4. 虹の彼方へ -Kind of Love-
- 5. It’s a wonderful world - It’s a wonderful world -
- 6. 通り雨 - HOME -
- 7. 蘇生 - It’s a wonderful world -
- 8. Simple - Discovery -
- 雨と虹とMr.Children
- Special Thanks
Mr.Childrenの雨ソングは基本「前向き」
雨の曲といってもその雰囲気は多様ですが、Mr.Childrenの場合は、「雨降って地固まる」とか「雨の後にはきっといいことが待ってる」という、最終的に前向きに向かっていく曲が基本的には多いかなと思います。
私自身雨は全然好きじゃないし、むしろカメハメハ大王ばりに雨が降ったらお休みしたいタイプなんですけど、少しだけ雨でもいっか~という気分にさせてくれる曲ばかり!
まーそれにしても、集中豪雨とかじゃなくて、しとしとダムの貯水率を安定させる程度に降っていただけると助かりますね~。
1. 雨のち晴れ -Atomic Heart-
もういいや もういいや 疲れ果てちまった
そう言って そう言って ここまで来たじゃないか
今日は雨降りでも いつの日にかもうちょっと もうちょっと 頑張ってみるから
ねえもっと ねえもっと いい事があるかな
イメージはいつでも 雨のち晴れ
雨ソングといったら、やっぱ最初に浮かぶのはコレかな~。
めちゃくちゃ時代を感じるサラリーマン応援歌でもあって、今はあんまり作られなくなったタイプの歌詞なのもまた良いのです・・!
雨のち晴れ、まさにMr.Childrenが歌う「雨」という世界観の原点じゃないかと。
2. Innocent world -Atomic Heart-
物憂げな 6月の雨に 打たれて
愛に満ちた 季節を想って 歌うよ
知らぬ間に忘れてた 笑顔など見せて
虹の彼方へ放つのさ 揺れる想いを
まぁ一番有名なのは間違いなくこれだよね。まさにちょっとブルーになりがちな6月の歌!(笑)
曲調が明るいのであまり意識せずに聞いてしまうけど、デモ時点で「イノセントブルー」というタイトル、歌詞 だったということからも、物憂げなブルーな感情を含めて内面に向き合っている曲。
3. エソラ - Supermarket Fantasy -
天気予報によれば夕方からの 降水確率は上がっている
でも雨に濡れぬ場所を探すより 星空を信じ出かけよう雨に降られたら乾いてた街が 滲んできれいな光を放つ
心さえ乾いてなければ どんな景色も宝石に変わる
桜井さんの書く歌詞の骨格になっている思想として、「すべては捉え方次第」というのがあるんだろうなと思っているのですが、このフレーズもまさにそういったネガティブな事象をポジティブに捉えようとしていますよね~。
タイトルは「絵空事」つまり事実を大袈裟に誇張したりうそを加えたりすることからきており、こちらもシングルカットされていないながら、ベストアルバムにも収録されている名曲でファン人気もとても高いです。
4. 虹の彼方へ -Kind of Love-
Walkin on the rainbow
雨上がりの 路上に輝く 飛び出した My dreamこの胸の Raindrops
目をふせても 何も変わらない ゆずれない My soul凍えそうな 雨に打たれて 投げ出してた あの頃さ
こちら私の大好きな曲!初期の曲としては圧倒的に好き~!しかも全く色褪せないのが謎にすごい。
たしかMr.Childrenにとって最初のタイアップ曲になったんじゃなかったかな・・、ゴリゴリのアニメ、湘南爆走族!(笑)
5. It’s a wonderful world - It’s a wonderful world -
Oh Baby 通り雨が上がるまで
カプチーノでも頼んで待とうか?
この醜くも美しい世界で
このページへのトラックバック無駄なものなど きっと何一つないさ
突然 訪れる鈍い悲しみであっても
雨が上がるまでカプチーノでも頼んで待とうか?って歌詞にしちゃうのすごい好き…(笑)
10枚目のアルバム「It's a wonderful world」の最後に収録された曲で、このアルバムって結構Mr.Childrenにとっては転換期というか、桜井さんが小脳梗塞になる直前に発表されたもので、その後から音楽的にもちょっと変わった印象を受けているので、なんかそういう、私の中でも区切りにある曲。
6. 通り雨 - HOME -
通り雨 まだ降り続いている 新聞をめくってる間に
また陽は照りつけるだろう
通り雨 この胸を濡らして 水溜りいくつも作っていく
いつしか夜になって そこに星空が映って
キラキラ輝くといいのに
直接的に「雨」を主題にした珍しい曲がこちら。すごくポップで爽やかでHOMEの世界観にすごく合っているなぁと思う。
この曲では「通り雨」は「恵みの雨」という使われ方をしていて、心が落ち込んでいるような時に降る雨は水たまりになって、それがいつしか輝ける美しいものになっていくかもしれない、という描写が本当にいい。
7. 蘇生 - It’s a wonderful world -
二車線の国道をまたぐようにかかる虹を
自分の物にしようとしてカメラ向けた
光ってて大きくて透けてる3色の虹に
ピントがうまく合わずにやがてその虹は消えた
胸を揺さぶる憧れや理想は やっと手にした瞬間にその姿消すんだ
でも何度でも何度でも僕は生まれ変わって行く
そしていつか君と見た夢の続きを
暗闇から僕を呼ぶ明日の声に耳を澄ませる
そうだ心に架けた虹がある
雨という単語が直接入っているわけじゃないのですが、国道にかかる虹の前にはきっと雨が降っていたんだろうなというところから想起して選曲、どうしても入れたかった曲なのです。
これもまためちゃくちゃいい、そして他の雨ソングにも見られるような「生き返る、蘇る」というテーマのど真ん中を行っており、この曲に助けられて再起してきた方もたくさんいるだろうなという本当に素晴らしい一曲。
8. Simple - Discovery -
ざあざあ降りの雨を全身で受けながら
凜々と茂るあの草木の様に
強く 強く
Simpleという曲自体は特に強い季節感のある曲ではないオールシーズンな曲なのですが、「雨」をイメージするとこの歌詞が思い浮かんだのでこちらも選曲。
すごい雨の中でも凜々と茂る草木のような強さで君と生きれたら、という意味だと思うのだ。めちゃくちゃいいのだ。
雨と虹とMr.Children
結構「雨」の曲もあるものですねぇ。
あと・・「僕らの音」とか「口笛」にも「雨上がり」や「通り雨」という歌詞があるのですが、これらは別の季節、9月とか北風といった歌詞から秋冬の曲なイメージが強いので「梅雨ではないだろう」ということで外しています。
他にも「スコール」や「雨雲」といった雨を連想させる歌詞を含む曲はありますが、今回は入れないことに!
Mr.Childrenのイメージで言うと「雨」よりは「虹」の方がやや強いかなという印象があるのですが、虹が出るにはその前に雨が必要で、嫌なことのあとには良いことがあるよ、というネガティブとポジティブの対比として使われているのが雨なのかな。
Special Thanks
今回「ひま缶」様がプログラミングされたiTunesの試聴プレイヤーを超簡単に貼り付け・埋め込みできるツールのCSSを利用させていただきました。
素晴らしいツールを作成いただき本当にあがとうございます。