めありずむ

オリジナルの記事にこだわって、等身大かつ独自視点で不妊治療まわり(と、時々趣味)のことを発信しています。

いい加減、新しい選挙制度に変えません?

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不妊治療についても然りですが、行政の動きに対していろいろケチをつけると、「若者が選挙行かないのが悪い」みたいなことを言われることがあります。

確かに若年層の投票率が低いことは事実です。結論から言えば、有権者でありながら選挙に行かないのは褒められた話ではありません。権利を行使せずに文句を言われても、それは行政だって困ります。

下記のグラフの通り、若い世代の投票率は確かにものすごい低いんです。2.30代で40%くらいなもの、半分以上の有権者は投票すらしていないということです。

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【出典:総務省、国政選挙における年代別糖尿率の推移】

 

しかしですね、自分のその1票が一体どれだけ意味があるのか?

この投票行動は未来を変える力があるのか?

ということを冷静に考えてみると、正直自分が選挙に行ったところで「その力はない」と考えるのは至極当然の話ではないかと思うのです。 

ちょっと極端な話を書きますので、支持政党がどうとか、複数候補者がいると票は割れるとか、こまごました話は除いて考えさせてください。

下記は、実績に従って41歳以上の投票率を今と同程度の65%と仮定したとき、40歳以下の有権者の投票率が80%に上昇したら合計有効票数(得票数と表記)で若年層は力を持つのか?という疑問をグラフ化したものです。

若者が積極的に選挙に行くと、結果がひっくり返るようなことは起こるのか?ということですね。

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【出典:総務省統計局『2010年国勢調査報告』を元に著者がグラフ化】(ちょっと古いので今はもっと高齢者寄りになってると思います)

 

どうでしょうか?

仮に40歳以下の有権者の8割(4割⇒8割に改善ですよ?)が投票に行ったとして、65歳以上の現状投票率を当てはめた場合の投票数とトントンくらいにしかならないんですよ。

しかも50代後半くらいからは「高齢者寄り」な発想の方も増えてくると思いますが、そうなると投票率100%だとしても、もはや数で勝つことはできないわけです。

極端な例ですが、高齢者優遇の候補者と、若年層優遇の候補者が一騎打ちをしたとして、高齢者がよほど徳のある判断をしない限り、若年層優遇の候補者は勝てない。これが日本の現実です。

もし世代間対立になった場合に、若い世代がどうあがいても勝てないという縮図を表しているような気がしますし、その事をみんな分かっています。

そうは言っても選挙くらい行けよ、そこの若いの!とは思いますけどね。

当然、当選したい議員は「力を持つ」高齢者に聞こえのいい政策を打ち出すしかないんじゃないかね?

高齢者を冷遇するような措置は人気を下げるので、選挙のことを考えればなかなか言えないと思わん?

公約だと待機児童解消だの、労働環境の改善だの言いますけど、一体どの程度実現されてるんでしょうか?口だけじゃないですか?それが結局実現できないのは財源がないから、国家予算の配分に本気でメスを入れないからではないですか?

当選しなければ自分の思い描く政策を実現できない、という政治家の考え方も、もちろん理解できます。とすると、それは選挙システムが悪いんだろうなと。

投票しない若者が悪いとだけ言うのは簡単で最もらしく聞こえるかもしれませんが、実は非常に短絡的で、選挙は何のためにするのか?政治とは何を目的としているのか?という1番重要な点を見逃してしまっているのではないでしょうかね?

 

そこで、半分本気でこんな風に選挙制度を変えたらいいんじゃないか?という提案を書きたいと思います。

私は正直政治の世界はわかりません。それに、そもそもまともな候補者がいなければ選挙制度を変えたところで政治は変わりませんし、希望や危機感がなければ選挙行く人は少ないままかもしれないけど、でも、そんな事を言い続けて逃げたらこの国はもう再生できないと思います。

  1. 40歳以下の人は1人で2票分とかに重み付けする。そしたら得票数は最大2倍にできるわけですから、選挙に行く意味、候補者を自分の視点で選ぶ価値が出てくると思います。一律じゃなく年齢別の加重とかね。(笑)
  2. 投票システムを電子化する。それで高齢者が離れるなら別にいい。っていうか、そろそろホントにインターネット投票やらないと永久に選挙のたびにすごいコストがかかりますよ。。。
  3. 比例代表じゃなくて「年代代表制」にする。要は「政党」じゃなくて「何十代の人に政治家になってほしいか」を答えるわけですよ。そうなると、国のリーダー陣が60代、70代で本当にいいのか?という概念が生まれてくるのではないかなと。
  4. 3が無理なら、被選挙権に下限だけでなく現実的な上限を設ける = 議員を定年制にする。これはあんまり直接的な解決にはならないのですが、苦肉の策としてはありかと。現実的には65歳ということになるのでしょうが、定年が若くなればキャリアとしては早いうちから政治家になる人も増えるはず。正直、人気のある政治家だったら辞めた後でも十分に影響力を持ちます。他の方法で関わればいいじゃないですか。
  5. 政治家をプロの職業としてキャリア育成する。志ある人の職業選択肢として普通になるのが理想ですよね。ちょっと方法論までは思いついていないのですが、現役のおじいさんみたいな議員の政策秘書なんて本当に役に立つのって人脈とかほんの一部なんじゃないですか?全員が全員クズとは言いませんが、まともな経営者の下で働く方がよっぽどいい個人的には思う・・。(これは偏見かもしれない、分からない)

正直、特別な事情がなければ優秀な人ほど政治家は選ばないのが現実ではないかと感じます。(もちろん本当に志のある方もそれなりにいらっしゃるとは思いますが・・)

このままの仕組みで、しっかり将来を見据えた政策を実施していけるなら構いませんが、出てくる課題の度に議員の感覚が古すぎるという絶望感を持ちます。 

現代は、20年前、30年前の常識はもはや通用しない変化の激しい時代です。これだけグローバル化が進み、フラット化が進み、新しいテクノロジーが次々に生まれ、時の流れの早さを人がコントロールすることはほぼ無理になりました。この変化の早さは、今後より加速していくでしょう。

そんな中で「今できないからしょうがない」「まだ起こっていないことには対処しない」という発想ではなく、何十年も先のことを見据えて、先手を打つ形で国の方針を決めていく、国家運営をしていく必要がありますよね。

みなさん、どう思われますか?