めありずむ

不妊治療の保険適用と理解促進に取り組むブログメディア

アンガーマネジメントファシリテーター養成講座の内容と感想

f:id:sweet-honey83:20180710110007j:plain

さてさて、私が密かに持っている資格として「アンガーマネジメントファシリテーター」というのがあります。最近日本でも注目されてきているので、気になっているけど不安という方向けに、講座の内容をざっくり解説!

アンガーマネジメントとは

直訳すれば「怒りと上手に付き合う方法論」のことです。アンガーマネジメント協会的には「怒りで後悔しないこと」という言い方をします。

怒らないことを目指すといった精神修行ではなく、自分や他人の「怒り」に振り回されず、「怒り」を上手にコントロールすることで快適な生活やより良い人生を目指していこうとするための、実践的なスキル、心理トレーニングのようなものです。

アンガーマネジメントは、1970年代にアメリカから広まり、最近では日本の企業からの注目が高まり、社員研修などへの導入も広がっています。 一説には、「人は怒りを上手にコントロールできると、年収が約2倍になり、平均寿命が7年長くなる」のだとか。

「怒り」によって人生を壊す人が後を立たないこともまた事実ですよね。 

アンガーマネジメント協会

どんな資格なのか?

アンガーマネージメントファシリテーターとは?

一般向けの「アンガーマネジメント入門講座」「体験講座」を開講できる資格です。

講師業を生業にされている方はそれほど多くないですが、社内研修を実施される方や、教員、医療・介護職などにも人気で、「まずは自分自身がアンガーマネジメントできるようになりたい」という目的で受ける方が多いようです。(私もそう)

この上位資格として、キッズ・ティーン向けのインストラクターとか、コンサルタントといった資格もあるという感じの構造です。

職業になるの?

アンガーマネジメントの入門講座だけを生業としている方はまだ少ないようで、セミナー講師をされている方が取り入れたり、副業として実施されている方が多い印象。

ビジネスモデル的には「協会員」としての年会費等を支払うこと、協会規定内容で研修を実施することで、講座実施による利益は自分が得られるという仕組みです。

「1回90分 3,000円/人」の講座を20人を集めて実施すれば6万円の売上になり、会場費などの諸経費と協会への年会費を支払った残りが講師自身の利益になるわけです。

講座代金は後述しますが認定料と併せて約18万円なので、60人以上を対象に有料で講座ができた時点で やっと"元が取れる" ような感じですね。

丸2日間の拘束と、時間もお金も相応にかかりますので、とにかく自分が実践するために「How toを知りたい」という目的であれば、まずは入門講座を受講する、ということでも十分かとは思います。

資格を得る条件は?

  • 2日間(10:00~19:00)休憩を含めて計18時間の「アンガーマネジメントファシリテーター養成講座」を修了すること
  • 最後の認定試験(筆記)に合格すること
  • 合格後1ヶ月以内に認定料を支払うこと
  • 協会規約に合意・署名すること

資格を持ってスタートするまでにかかる費用は 約18.5万円!

  1.  講座:140,400円(税込)
  2.  認定料:32, 400円(税込)
  3.  入会金:10,800円(税込)

私がこの資格を取得したのは1年以上前で、体外受精にステップアップする前。正直、体外受精で妊娠・出産して、ストレスフルな育児に備えるくらいのつもりでした。こんなに不妊治療にお金を使うとは夢にも思わず・・・。

どんな講座なのか?

講座の概要は?

  • 丸2日間がっつり拘束でひたすらInput ⇔ Outputを続ける
  • Inputは講師の話→質疑応答の流れ
  • Workは実際の講座でも使えそうなグループワークや自分の体験を話すことの実践で、基本的に参加者同士で実施
  • Outputは講座資料を1分間で説明といった実践を、グループになった受講者同士で練習するという感じ
  • 総じて、特に「人前で話す」プレッシャーを感じるような内容はない
  • 認定試験は資料閲覧可の筆記で、1時間で空欄穴埋めと論述3問。穴埋め、論述それぞれ70点以上で合格

どんなことをやるのか?

  • 私が受けたのは協会の代表理事である安藤さんの講義。人気講師だけあってさすがの内容

<1日目>

  • 1テーブル4人×6テーブル(24人)の受講者で、グループワークはテーブル単位で実施することが多かった
  • 最初の自己紹介は全員を2グループに分けて、一人ずつ「自分のことは語らずに自分に近い5人の人を紹介する」というもの。家族とか同僚とか友人とか。これが結構面白かったです。「その5人の平均値が自分」なんだとか。
  • 続いて「デモ入門講座」実際の入門講座90分をそのまま受けます。90分の中にはちょっとしたグループワーク(最近怒ったこと、とか)もあるのであまり疲れる印象はなかったです。
  • その後、座学。入門講座の資料1ページずつ、背景など周辺情報も併せながら詳細に解説する時間。質疑応答の時間も多めに取ってあります。
  • 半分くらい進んだところで、テーブル毎に資料1ページずつ「キーワードを抜き出す」作業と「なるべく少ない言葉数で1分で内容を説明する」というアウトプットのトレーニング。同じテーブルの方同士で、説明する人、それを評価してフィードバックする人の役割を決めて順番に練習していきます。
  • 話し方の評価ポイントは、①速度(NHKのアナウンサーくらいのスピードがベスト)、②内容の正確性、③余計な事を言っていないかの3点。
  • ここでひたすら「頭の中でキーワードを組み立てて人に端的に説明する」というクセをつけます。これは普段の話し方とかにも役立ちそうなトレーニング方法だと思いました。

<2日目>

  • 初日と同じく4名1テーブル。続きの座学。質疑応答。
  • 続けて2日目に学習した範囲の1分間アウトプットのトレーニング。方法は初日同様にグループ内で持ち回りで説明・フィードバックを行なうやり方。
  • 体験講座の企画(検討時間は30分程度)、同じテーブルの方へ内容を紹介、企画について各人からフィードバックをもらう。それぞれに考えることがいろいろで面白いし、リアリティを持って想定できるのが良かったです。
  • 自分の体験・事例を織り交ぜて入門講座資料の1ページを説明するというOutputの時間。こちらも同じグループ内で実施。
  • 筆記試験1時間、論述が3問なので意外と時間はギリギリ。結果発表は1週間後にメールで行われ、もし落ちてしまった場合は再試験が受けられるらしい・・・。
  • その後、協会の仕組みや規約の重要事項の説明と全般的な質疑応答の時間。気を抜いたところで、最後の追い込み的に資料全体のアウトプットトレーニング。
  • 記念撮影をして終了!

講座を受けた感想

  • 和気藹々と異業種交流ができて休憩時間の話なども楽しかった
  • 高額なだけにやる気のある人が集まっていてポジティブな雰囲気だった
  • Outputをしてこそ価値のあるものだと感じた(来年こそ始動するつもり!)
  • 総じて講座を受けて良かったと感じている
  • 「講座を開講できる」資格という特徴もあるので、極端に人見知りの方とか、話すのが苦手という方はそんなにいなそうだった(そりゃそうか・・)
  • とはいえ、いきなり全員の前で発表!みたいな無茶振りはないので、安心していただいて大丈夫です