めありずむ

不妊治療・育児・Mr.Children・手帳・雑記ブログ

不妊治療のまとめ&妊娠初期(4週~15週)の体調記録

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体外受精を経て妊娠に至るまでと妊娠初期の記録をざっと残しておきたいと思いますが、あくまで私個人のものですので話半分で読んでいただけると幸いです。

不妊治療のまとめ

私の場合「均衡型相互転座」という染色体構造異常のキャリアで、健康上は問題ないものの生殖において染色体が正常な受精卵ができにくいという遺伝子異常(これも疾患といえば疾患か?)を抱えていました。

ざーっとまとめるとこんな感じの治療歴です。

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子どもが欲しいと思ってから転座がわかるまで(若い状態にもかかわらず)5年近くも費やしたのに、分かってからはできる治療がある程度明確になったので結局そこから1年強で妊娠にたどり着きました。体外受精が成功し、妊娠経過が順調な今、結局我が家の不妊原因はこれひとつだったんだろうな、という気がしています。

どんな治療歴だったか、Fine祭りで使った資料Updateしました(笑)

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過去のAIH流産や、その後の6回連続移植陰性を繰り返してみて、私が治療を始めた時期から「適切な高刺激による採卵」と「確かな培養技術」と「PGT-A (SR含む)」を受けられていれば、おそらく5年も掛からずに妊娠できたでしょうし、高齢出産にならずに済んだんだろうという思いが消える事はありません。

私が無駄(あえて無駄と言います)に費やした費用と時間は、本来の日本の生殖医療リソースであれば正直もっと減らせていたことは間違いないと思います。

治療ガイドラインがない、クリニックが患者に合わせず独自の治療方針を貫いている、培養室は闇の中、世界的に認められている技術が認可されない、そして100%自己負担(私の場合)という状況は、全部、改善し得ることばかりです。

絶対にこの理不尽な治療環境を変えて、私のように時間とお金を無駄にする人がいなくなるように、努力しようと思っています。

やって良かったこと

では実際私が不妊治療中に結局やってよかったことは何なのかですが・・・

元々生活習慣が悪い方ではなかったので、医学的に根拠のないものは一切無視することにして結果的に良かったです。

  • 夫婦の染色体検査(これ自分から受けたいって言わなかったら泥沼だった)
  • 転院(相性のいいクリニックにめぐり合った)
  • ビタミンD、DHEAのサプリ(状態のいい卵子が取れるようになった)
  • 毎日8000歩歩く(気分転換と達成感)

転座という原因がハッキリしたとはいえ、卵巣の刺激への反応などは決して良い方ではありませんでした。そういう意味で、刺激方法が合っているクリニックへの転院やサプリは有効だったのではないかと思います。

よもぎ蒸しは汗かいて温まるのが気持ち良かったので月1くらい行きましたが、それ以外のホットヨガ、鍼灸、漢方等々はリプロに転院する前にすべてやめました。

食事や飲み物も特に意識していませんし、歩く以外の運動も特にしてません。

妊娠初期の体調経過

4週:陽性判定、判定日前の茶オリ(着床出血)で予感はあった

5週:胎嚢確認

6週:眠気はあるものの特に自覚なし

7週:心拍確認、まだ食事ができてクリスマスディナーにも行けた

8週:産院初診、徐々につわりが本格化し年末年始は寝て終わる

9週:リプロ東京 卒業、通院辛い

10週:嘔吐本格化、休んだり時差出勤してやり過ごす

11週:飲食店街を歩けないほど匂いがキツい。後半上司に報告し在宅勤務に切替え

12週:妊婦健診①、胎児動きすぎで笑われる。マタニティブラ購入親に妊娠報告

13週:体調的にはかなりキツかったのがこの時期

14週:胆汁嘔吐の苦行。食べられていたものが食べられなくなる。

15週:妊婦健診②、初の経腹エコーに感動。マタニティショーツ購入

妊娠初期のマイナートラブル

そもそも「気持ち悪い」「飲食できない」「嘔吐」というメジャーな体調の悪さはありましたが、地味にマイナートラブルが効いたので何があったか記します。

  • とにかく眠い、夜に8-9時間寝てもシエスタしちゃうくらい眠い
  • 身体がしんどくて起きていられない、仕事中はよく横になってテレカンに出た
  • 頻尿、飲んでる量より出てる気がしてならない、夜中に起きたりした
  • 吐くと腹圧がかかるので尿もれする(吸水ナプキンしてました)
  • 脚の付け根が痛い~脚全体がめっちゃだるい

よく言われる便秘は全くなし。野菜と果物しか食べられなかったからかな・・。風邪っぽい、熱っぽい症状や下腹部痛あまりありませんでした。

妊娠初期の飲食

8週以降、肉、魚、卵、乳製品など一切食べられなくなり完全なヴィーガン生活に突入。オレンジジュース、氷、苺、みかん、バナナ、あとフライドポテトくらいしか食べられなくなってしまった。

何より食べ物の匂いがハードル高く、夫がお惣菜をレンチンして食べてる間は寝室に逃げていたし、お昼時の飲食店街を歩くのもきつかったです。

10週くらいから何も入っていないパン(バターロールとか)や塩おにぎり、梅干あたりは食べられることに気づき、食事はなんとかなるように。家では冷めたごはんに梅干とお茶をかけて食べるという(笑)

これは結局15週まで丸々続いて、16週に入ってからたっとたまごサンドが食べられるようになるまで味覚的には本当にきつかったです。

そして14週頃から初期にOKだったオレンジジュースや果物類を受け付けなくなるという現象が。体調的には一番キツかったかもしれないですね。

アイスボックスとか、カキ氷系のアイスが食べたかったのに、冬場のため売っていなくて断念しました。

妊娠初期の体重変化

そんな感じで全く食べられなかった初期、ほぼ毎朝起き抜けに計測していた体重は、妊娠前から最大で2.3キロ減少しました。

これを切り取ったのが中期に入ってからなので、妊娠初期は減少しただけで終わりましたね・・。えぇ。

までも、これはよくある話で、2キロ程度ならクリニックも特に「だよね」って感じで流れされます。

*濃い点線が1キロ単位です
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健診その他

産院を順天堂医院にしたので、初期には1度初診のみ受診しました。

通常の健診はセミオープンシステムの提携クリニックで受診できるので、待ち時間もそれほどなく快適です。

正直、不妊治療していた時とは全然違います、待遇が。えぇ、驚きますよ・・(笑)

 

要は、結構大変な妊娠初期でした!がっつり吐きつわりを経験しました!でも、22週を迎えた今(これを書いてる)、もうその辛さは忘却の彼方。

むしろ、ザ・妊婦な体験をさせてくれたお子に感謝!

ということで、次回は妊娠中期のまとめは以下です。