今日は1週間滞在したデナラウ地区にあるシェラトン・フィジー・リゾートについてざっくりレビューしたいと思います。
今回は日本発のツアーの宿泊先としてメジャーなホテルである老舗5☆のシェラトンフィジーリゾートに滞在しました。(高級ホテルではありますが、デナラウ地区の大型リゾートの中では値段がお手頃だったのでこちらに決定)
シェラトン・フィジー・リゾートの感想まとめ
宿泊したのはシェラトン様。申し込んだツアーでは、5☆なのに周辺同クラスのウェスティンとかソフィテルよりも安かったのです。今考えると不思議。
- ちょっと古めの5つ星リゾートという感じではあったが施設は充実。
- 目の前のビーチは特にキレイではない。片瀬海岸よりは多少マシ(笑)ただ、砂はとても気持ちのいい粒度で裸足で歩きたくなるビーチでした。
- オーストラリア在住のファミリー層がかなり多い、理由はおそらくキッズクラブやキッズケアのサービスがものすごい充実しているからだと思われる。
- レストランは全体的に「普通」に満足なレベル。
- ビーチグッズ、日用品、お土産、スナックやドリンク、書籍までホテル内で購入可能。たぶん、ホテルから一歩も出なくても満喫できそう。
- スタッフに基本的に「いい加減さ」のようなものは感じない。ちゃんと仕事してくれる。
- 接客スタッフはフィジアンが多め、シェフや管理スタッフはインド系が多い。
- スタッフはスマートな対応ではあるものの、フレンドリーで客室清掃係のおばちゃんまでおしゃべり(笑)
- 1 Day Tripにもポートにも行きやすい立地で、プール設備も充実していて、ゴルフ場が近い。私たちの今回の旅行にはいい選択でしたし、トータルのコスパとしてはこんなもんかなー!という印象。
滞在した部屋(オーシャンブリーズ)について
- 最もスタンダードなグレードの「オーシャンブリーズ」に泊まりました。オーシャンと付いていますが要はガーデンビューです。私たちはホテルの部屋ではほとんど寝るだけなので、一番安い部屋で十分(笑)
- 建物自体は年季が入っていますが、清掃は基本的には行き届いていて清潔感がありました。
- フィジーの冬にあたる6~10月くらいは朝晩は20度近くまで冷え込みます。しかし空調には「暖房」はありません。寒がりな方は羽織るもの1枚ではなくしっかり長袖を持っていた方がよいです。
- シャワーの水圧は若干弱めながら許容範囲という感じ。お湯もしっかり出ます。トイレの水圧は十分。
- シャンプーは甘いココナッツ系の香り、コンディショナーはホワイトフローラル系の香りで、シェラトンオリジナルなのかな?使用感も良かったので、こだわりのない方は持参不要だと思います。
- 歯ブラシやシェーバーは他の海外のホテルと同じく備え付けはありませんので持参した方が良いです。(ホテルの売店で販売はしていました)
- 冷蔵庫には何も入っていないですが、フィジーウォーター(350ml)を毎日1人1本配ってくれたので冷やして飲んでました
- ドライヤーは風圧が強くて速乾性はありました(若干髪が痛みそう(笑))
建物自体はちょっとピンク系。2Fでベランダからの眺めも悪くはなかったです。
部屋は落ち着いた色合いでした。ベッドメイクは毎日やってもらえますが、環境に配慮してシース等の交換は依頼したい時だけカードを置いておくスタイル。
バスルームも広々。シャワーのみで朝晩寒いのでちょっとバスタブが恋しかったけど熱めのお湯もすぐ出たのでそこは◎。
アメニティも高級リゾートっぽい様子。
レストランについて
朝食ビュッフェ(ツアーに込み)@ FEAST
- FEASTというメインダイニングの朝食ビュッフェを利用しました。
- 6:30~10:30が朝食時間でしたが、早い時間は空いていて、7時半頃から人が増え始め8時頃がピークのようです。
- いわゆるリゾートの朝食ビュッフェで、フルーツ、サラダ、トースト、バゲット、菓子パン、パンケーキやワッフル、フレンチトースト、ヨーグルト、フレーク類、要望に合わせて調理してくれる卵料理(スクランブル、オムレツ、目玉焼き、ポーチドエッグ等)、カレー、ハッシュポテト、おかゆ、スープ、ソーセージ、温野菜等がまんべんなく用意されていました。タロイモのフライ(フライドポテトのタロイモ版)が意外と美味しかったです。
- 卵料理は2個分くらい使って作ってくれるので量が多めです。少なめにするようにお願いすれば対応してくれます。
雰囲気はこんな感じ。広々として赤い内装だけどリゾート感ありましたねぇ。
このドーナツの陳列可愛いかった(ドーナツ自体は身がぎっしりでかわいくなかった)
メニューはいろいろ試してみたけどミートボールのカレーっぽいのが一番美味しかったかな。ホットミール系は全部の料理に蓋がしてあったので写真撮りませんでした;;
昼食・軽食@Pantry
Pantryはパンやケーキなどの軽食を置いたカフェです。カフェラテもなかなか美味しかったです。
一度軽めの昼食としてAsianな麺にもトライ。シンガポールのラクサまぁまぁ、チキンスープの麺はかなりあっさり目の優しい味でした。麺の量がかなり少なくてこれでF$22はないなというのが感想(笑)
ディナービュッフェ@FEAST
一度タウンに出歩いて疲れた金曜日にシーフードビュッフェを食べてみました。これが意外に美味しかった!新鮮な魚介類をグリルしてくれたもの、シーフードパエリア、それにマグロとサーモンのお刺身まで!
海外で普通にお刺身を食べたのは初めてでしたが、100円の回転寿司や下手なスーパーのお刺身より断然美味しかったです。SPG(ホテルグループ)の会員になると10%Discountが受けられて、一人F$90でした。ま、ホテルビュッフェとしてのコスパは悪くないと思いました。
アイス(5種類、こちらはラズベリー)もセルフサービスが多い中で、ちゃんとスタッフが管理取り分けしてくれるので状態が良くて美味しかった!
バータイム@Flying Fish
リゾートに行くと、夕食後部屋に戻る前に毎晩1杯バーで飲むというのが我が家のお決まり。生演奏の素敵な音色と波の音、星空、夜風というシチュエーションでフローズンマルガリータとか飲んじゃって最高な気分で眠りにつけます。
ちなみに、そんな素敵な雰囲気ではありますが、夜はカーディガン1枚程度じゃ寒い場合もあるので、冷えない格好をしてくださいね。
部屋への帰りにはきっと星空が広がっていると思います。南半球は日本では普段見られない星が見られるのも大きな魅力!7月には南十字星やさそり座がとてもくっきり見えました!!
「Star Chart」のようなアプリを使用するのも楽しいですが、せっかくなら原始的にスマホの「コンパス」を使って自分で探した方が見つけた感動もひとしお!南十字星の位置はこんな感じです。
フィジー | 東経177.9度/南緯17.8度 | 高さ48度前後 |
その他のサービスなど
- Wi-Fiは無料で、部屋番号とFamily Nameの入力で使えるようになります。私たちが滞在した部屋でも、レストランやプール周辺でも速度は問題なし。過去滞在したリゾートの中では一番通信ストレスがない環境でした。
- スタッフは本当にフレンドリーで、目が合うだけでも「何か困ってることない?大丈夫?」と声をかけてくれました。一流の洗練されたサービスも良いですが、個人的にはこういうアットホームさの方が安らげました。
アクティビティ等
- プールは浅いキッズ向け、メイン、アダルトオンリーと3つのエリア。
- ビーチタオルの貸出は一人1枚まで、部屋番号でしっかり管理されていた。
- ビーチチェア以外にもゴロンと横になれるマットもあるのが最高だった。ちなみにこれ系は人気なので、確保したい方は遅くとも9時にはプールサイドに行くべし。
- シーカヤックやジェットスキーなどのアクティビティも申し込むことが可能。
卓球、ビリヤードなどを楽しめるスペースも。こちらも道具は誰に貸してるかしっかり管理されていました。ゴロゴロできるスペースが多いのは嬉しい。
少し離れたところにはチャペルも。実際結婚式の準備をしている様子もありました。
総じて、目の前に青い海はないとわかっていたので、全体的には満足度は高かったです。大きく減点するようなポイントはありませんでした。
ジョーは以前はあったというビジネスセンターがなくなっていたことに困っていましたが、諦めて仕事を忘れてかえって良かったのでは、と思っています。
ホテルでのお支払い
チェックイン時にデポジットとしてF$1500がかかります。高っ!と感じますが、実際に使用した分との差額がカードに返金される仕組みです。
私たちの7日間の滞在で追加で支払った費用は約F$450ドル、2万6千円というところでした。ほぼ食事代(とアルコール代)です。朝食は代金に含まれていたので安く済んだかなと思います。
次回はホテルの外のアクティビティについてレポートしたいと思います!
2.シェラトンフィジーリゾートについて