めありずむ

不妊治療の保険適用と理解促進に取り組むブログメディア(時々雑記)

【順天堂医院 産科】初診レポート

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さてさて、だいぶ前の話になりますが、順天堂医院産科の初診を受け、分娩予約等々をしてきたので、その様子をまとめておきます。分娩のブログ記事はたくさんあるけど、意外と初診まわりの情報が少なかったのでご参考になれば。

順天堂医院を選んだ理由 

我が家が産院を選ぶ上で基準にしていたのは以下です。そもそも東京東部って実はあんまり選択肢ないんですよね・・。

  • 陣痛の際も自宅から車で20分以内で行ける
  • 健診に通いやすい
  • 夫の職場から近く、地方在住の親や家族も訪ねやすい
  • 24時間無痛分娩可能で実績がある(産後あまり周囲を頼れない前提の回復優先)
  • とはいえ無痛分娩のリスクも考慮し、計画分娩(最初から促進剤)ではなく自然陣痛を待ちたい
  • NICUのある総合病院もしくは、その機能をもつ搬送可能な病院が近くにある
  • できれば母子同室ではなく頼めば預かってもらえる環境(産後の回復優先)
  • 食事や待遇にはこだわりなし

「小児・周産期医療|厚生労働省」の中に各都道府県毎の無痛分娩取り扱い施設が掲載されており、分娩件数・無痛分娩件数もわかるので実績を含めてとても参考になります。

無痛分娩にプラスして、自宅、夫の職場、親など家族の交通の便などを考慮すると、我が家の選択肢はこのあたり・・(厚労省の一覧の一部を切り取っています)。

さらに、夫が心配性を発揮して、何かあっても助けられる医療体制のところにして!!という強いご要望が。結婚したときは高齢出産にならないようにと思って妊活を始めたつもりでしたが、5年の不妊治療で結局高齢出産になってしまったのでやはり総合病院にすることにしました。

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いろいろ実態を調べてみると、無痛分娩の条件は限定的だったりして希望していても受けられないケースも多いことがわかったので、条件バッチリそうなのは愛育か順天堂医院、山王病院あたりが理想的かなという感じ。

ところがこれらの病院はとにかく出産費用が高いんっすよ・・・。助成分を引いても50万円以上持ち出しがある病院ばっかりです。で、費用で迷っていたら、夫登場。

「ここまで来たらお金は二の次でよい(っていうかもう1周期治療してたと思えばそれより安いやん・・)。他のところで節約すればいいじゃん、出産は絶対に安心して産めるところにして。」

と言ってもらったので、ちょっとだけヒヨって(笑)選択肢の中では安い方に入りそうな順天堂医院に決めた、という流れです。

無痛分娩に関してはメリットデメリット、日本と世界の現状などを説明し、夫はもちろん賛成(というか説明しなくてもなぜか夫は概ね把握し、選べる環境があるならやるでしょ、という感じだった、きっと同僚とかから聞いてるんでしょうな)、親には話してないけどおそらく何も言わないと思われ。

そういう意味では、家族に変な精神論とかに惑わされない人種が揃っていて、私はすごい恵まれてます。

初診までの流れ

  • 8週0日から初診が受けられ、分娩予約を行うには8週中の受診が目安(9週に入るといっぱいになってしまい予約が取れない可能性があるとのこと)
  • WEBを見ると初診の際はまずは代表に電話とのことなので、私は7週に心拍確認した後のタイミングで電話しました
  • 電話は代表にかける→「産科の初診を受けたい」と伝えると産科につないでもらえます。ここでは、週数の確認があり分娩予約が可能なタイミングかを確認されているようです。初診の予約ではありませんでした。

初診当日の流れ 

初診は予約制ではないので、診療時間中に飛び込む感じです。これを8週にやる、ということです。

それと、順天堂医院では「あとクレ」という後日精算制度があり、これを使うと当日の支払いが不要なため会計待ちの時間がほぼ発生しません。会計だけで30分~1時間近くかかるという噂なので、この登録は初診時から絶対おすすめです!

9:00 初診受付

1階にて初診受付用紙に記入して提出、紹介状と保険証の確認、アンケートを回答しつつ待つ

9:20 診察券発行

9:25 受付横の自動精算用のシートを出力(あとクレ用)

9:30 4Fの産科受付 問診票の記入

問診表の記入の後は時間があるので、この間にスマホで「あとクレ(クレジットカード後払い制度)の登録をしておくこと!」

10:25 中待合室に呼び出し(番号なのでご注意を)

オルゴールで福山雅治さんの家族になろうよがかかってて、なんかうるうるしてもーた(情緒不安定かっ…)

10:55 診察室

これまでの経過の確認、内診、戻って今後の説明など。

1人ずつ順番にこなしていくという感じなので、流れ作業の不妊治療クリニックより待ち時間は長いけど、診察が始まればまとまっているのでまぁアリかなと思いました。

内診室は雑多な感じで、エコーのモニターがカーテンの向こう側にあって結局カーテン開けて見せてもらうという・・なんのためのカーテン(笑)

でもめちゃくちゃ丁寧に見てくれて、心音を聞かせてくれたり心臓の動きを見せてくれたり、すごくしっかりの内診でした。

11:10 質問表に回答しながら一旦待つ

11:15 助産師さんの問診

今後の通院等に関する説明と、既往歴、家族・仕事の状況、特に産後のサポートの見込みについて入念に確認されました。

夫婦とも地方出身で、実母が他界していること、実父がまだフルタイムで働いているうえに高齢の祖父と暮らしていること、兄妹や親戚も遠くに暮らしていること、夫が激務で今後も多忙が予想されることを正直に話すとどうも要注意マーク付けられたような(笑)

  • 義父母との関係に問題がなければ早めにサポート要請すること
  • 自治体の支援サービスを積極的に利用すること

については念を押されました。

ここで母親学級・両親学級も予約していきたい旨を伝えると、看護師さんが予約を取ってくれました。

立ち会い分娩を希望する場合には、夫婦で両親学級(34週くらいが目安)を受ける必要があるとのことです。

それと、Babyプラスという日産婦監修のリクルートの妊娠出産アプリをインストール&登録するように指示がありました。

11:30 次回以降の予約(産科受付)

普段の妊婦健診はセミオープンシステムという提携クリニックを利用するため、次回順天堂に来るのは20週の健診ということで、分娩予約まですべての予約を入れていただきました。

11:35 総合受付

「あとクレ」用の列は誰もおらず、待ち時間ゼロで領収印を頂いてそのまま帰宅♪(次回のときに領収書出るそうです)

こんな画期的なのにみんな体調悪い中で会計の列に並んでるの、謎なんですけど・・。

所要時間:2時間35分

お会計 8,760円(すべて自費)

初診料(紹介状あり)5,760円、検査料3,000円、母親・両親学級費用2,750円

 

配布物

  • 順天堂医院でご出産される方へ という薄い冊子
  • 「STORKS」という妊娠・出産に関する書籍
  • 日産婦監修の「Babyプラス」という冊子
  • セミオープンシステムの説明冊子・情報共有用ノート

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取っ手のある袋に入れてくださるので大きいバッグ持参じゃなくて大丈夫です。

ちなみに、イントール指示があったアプリは Babyプラス で、この領域では後発ですが必要な機能のUIは悪くなく、情報量も多いので、さすがリクルートと日産婦のタッグ・・という感じ。この時点で私はトツキトオカもninaruも何もインストールしてなかったので、これで十分かなと思いました。

印象・感想

医療スタッフがめーっちゃくちゃ優しい・・・。びっくりした・・。あ、病院ってこんなに患者に寄りそってくれる場所だったのか、と。

中待合で待ってる時も何度か「体調どうですか?もうちょっと待てます?」って声かけて確認してくれたり、医師もめっちゃ丁寧だし、全然急いでない。話していて理解しているか、こっちの聞きたいこと、言いたいことが残ってないか、すごく確認してくれる。はぁーーー、そうだ、そういえば母の入院中もそうだった・・・。

東京の不妊治療クリニックのドライさに慣れすぎwww

ただ、効率という意味では非常に原始的で、不妊治療クリニックの導線やオーダリングは相当に洗練されていたんだなと思いました。 

そしてとにもかくにも「あとクレ」というクレジットカード登録による後払いサービスがめーちゃくちゃ便利!

何これ、会計待ちが発生する全医療施設で導入してほしいんだけど!(順天堂はグローリーという会社の決済サービスを使っているようですが、類似サービスはぼちぼち出てきてるので、今後広がっていくとは思うんですけどね)

19年4月から開始しているようですが、使ってる人が少なく、高齢でもないクレカ持ってなさそうでもない患者さんがたくさんいるのに、みんな使わないて会計に何十分も待つなんてどMなの?という感想しかない・・(笑)

順天堂医院 産科 初診のポイント

  • 電話で確認のうえ、8週中を目安に初診に行くべし!(予約制ではない)
  • 紹介状必須なので不妊治療クリニックまたは近所の産婦人科で書いてもらうのを忘れずに!
  • 「あとクレ(医療費後払いサービス)」絶対利用すべし!
  • 母親学級・両親学級の申し込みは現地でしかできないので初診で済ませてしまうべし!

不妊治療に関してはなるべく誰かの参考になるように具体名でリアルな記事を書こうというのをモットーにしていて、妊娠後もそれを続けるか迷っていたのですが、ペースを落としつつもやっぱり正直にリアルな中身を書いていこうと思っています。